平成17年版男女共同参画白書

本編 > 第1部 > 第5章 女性に対する暴力

本章のポイント

第1節 夫・パートナーからの暴力の実態

  • 女性の約5人に1人(19.1%)がこれまでに夫等から身体的暴行,心理的脅迫,性的強要を受けた経験がある。
  • 配偶者等からの暴力を一度でも受けたことのある女性のうち,42.1%がだれ(どこ)にも相談していない。
  • 配偶者間における刑法犯(殺人,傷害,暴行)の被害者の91.7%が女性。
  • 夫から妻への暴行の検挙件数が増加。
  • 配偶者暴力相談支援センターは全国に121か所,民間シェルター81か所。
  • 配偶者暴力相談支援センターへの相談件数は毎月4,000件前後で推移。
  • 配偶者暴力防止法に基づく保護命令の発令件数は毎月140件から170件程度で推移。

第2節 性犯罪の実態

  • 強姦,強制わいせつの認知件数は年々増加していたが,平成16年は,それぞれ,2,176件,9.184件となり,いずれも前年比減少。

第3節 売買春の実態

  • 売春関係事犯送致件数は2,605件,前年比減少。
  • 要保護女子総数1,954人で前年に比べ減少したが,未成年者の割合は36.1%で増加した。
  • 児童買春事件は,前年比減少。

第4節 セクシュアル・ハラスメントの実態

  • セクシュアル・ハラスメントに係る都道府県労働局雇用均等室への相談件数は7,403件。

第5節 ストーカー行為の実態

  • ストーカー事案に関する認知件数は1万3,403件。
  • ストーカー行為での検挙件数は200件,禁止命令違反での検挙件数は6件。
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