平成16年版男女共同参画白書

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第7章 高齢者等が安心して暮らせる条件の整備

  • 平成16年の年金改革について議論を行ってきた社会保障審議会年金部会においては,平成15年9月にその検討結果として「年金制度改正に関する意見」が取りまとめられ,この中では「個人のライフコースに対して中立的な制度とする」ことを年金改革の基本的な視点の一つとするべきであるとされた。これを踏まえ11月には厚生労働省案を提案した。

    その後議論が行われ,「国民年金法等の一部を改正する法律案」においては,多様な生き方,働き方に対応した制度とすることを改革の基本的な視点とし,次世代育成支援の拡充,離婚時の厚生年金の分割,第3号被保険者期間の厚生年金の分割等の内容を盛り込んだ。

    また,公的年金に加えて老後の所得の確保を図る企業年金制度についても,公的年金制度改革に併せて検討を行い,確定給付型の企業年金制度の通算措置の拡充等の内容を,同法案に盛り込んだ。

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