平成15年版男女共同参画白書

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第5節 高齢者等の自立を容易にする社会基盤の整備

高齢者等の自立を支援する医療・福祉関連機器等の開発・普及・評価基盤の整備,障害者等が情報を得やすい情報通信関連機器・システムの開発,高齢者等にやさしい住まいづくり,まちづくり,交通機関,道路交通環境など高齢者等が自立しやすい社会基盤の整備を推進する。

警察では,高齢者が安全に安心して歩くことができるよう,「あんしん歩行エリア」(第6章,第1節参照)における交通安全施設等の整備を重点的に進めるほか,自動車と歩行者の通行を時間的に分離する歩車分離式信号の運用,携帯端末装置を通じて信号の状態を音声で知らせるなどの歩行者等支援情報通信システム(PICS)の整備,視認性の向上に有効な信号灯器のLED化等の道路交通環境の整備を推進する。

経済産業省では,障害者等のための歩行支援システム(障害者等ITS)に関する情報通信機器・システムの開発・実証実験等の事業を実施する。また,障害者のIT活用を支援する者を養成するための教材・オンライン学習システムの構築及び障害者等への情報提供を効果的にするWebサイトの拡充を行う。

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