平成15年版男女共同参画白書

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第1章 男女共同参画社会に向けた施策の総合的な推進

第1節 国内本部機構の組織・機能充実

男女共同参画会議は,その下に置かれた専門調査会を積極的に活用しつつ,その機能を最大限に発揮するよう努める。

女性に対する暴力については,配偶者暴力防止法の見直しに関する調査検討を行うとともに,男女共同参画基本計画の実施状況などを踏まえつつ,女性に対する暴力に関する幅広い問題について調査検討を行う。

苦情処理等関係については,「男女共同参画に関する施策についての苦情の処理及び人権侵害における被害者の救済に関するシステムの充実・強化に向けた意見(平成14年10月17日男女共同参画会議決定)」に基づき,苦情処理情報システムの構築を図っていく。監視関係については,「監視の実施方針」及び「監視に関する平成14年度の活動方針」に基づき,各府省の関連施策の実施状況について調査検討を行う。

政府の施策が男女共同参画社会の形成に及ぼす影響についての調査については,ライフスタイルの選択に影響が大きい税制・社会保障制度・雇用システムについて,雇用システムにより力点をおいて調査検討する。

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