平成15年版男女共同参画白書

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第3章 仕事と子育ての両立

本章のポイント


  • 第1子の出産を契機に勤めを辞める女性は約7割と多い。子育ての仕事への影響は女性に偏っている。
  • 男性の育児休業取得率は極めて低い。その原因は休業を取りにくい職場の雰囲気があること,男性自身も育児休業の可能性を自分自身のこととして関心を持っていないことなどが挙げられる。
  • 子育て期の女性が「働いていない理由」として「育児負担」を挙げる者が最も多い。
  • 男性の育児参加の程度は,妻がどんな就業状態であっても余り大差はない。
  • 男性の就業時間が週60時間以上になると,父親の育児参加が少なくなるが,子育て期の男性の労働時間は他の世代と比べむしろ長い。
  • 育児休業制度の整備は女性の勤務先への定着志向を高める効果がある。
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