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第1部 男女共同参画社会の形成の状況

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第6章 教育・研究分野における男女共同参画

(女子の大学進学率は上昇傾向)

平成19年度の学校種類別の男女の進学率をみると,高等学校等への進学率は,女子96.6%,男子96.1%と,若干女子の方が高くなっている。大学(学部)への進学率をみると,男子53.5%,女子40.6%と男子の方が10ポイント以上高い。しかし女子は,全体の11.9%が短期大学(本科)へ進学しており,この短期大学への進学率を合わせると,女子の大学進学率は52.5%となる。近年,大学(学部)への女子の進学傾向が上昇している一方で,短期大学への進学率は6年の24.9%をピークに,ここ数年激減している。

大学(学部)卒業後,直ちに大学院へ進学する者の割合は,平成19年度では男性15.0%,女性7.0%となっている(第27図)。


第27図 学校種類別進学率の推移
第27図 学校種類別進学率の推移

(男女の専攻分野の偏り)

大学(学部)における学生の専攻分野をみると,女子学生が最も多く専攻している分野は,ここ数年は社会科学が一番多くなっている。平成19年では,女子学生全体の28.1%が社会科学分野を専攻しており,社会科学分野を専攻している全学生の約3割が女子学生となっている。また,工学分野を専攻する女子学生は,19年には工学分野専攻の全学生の10.5%となっている一方,人文科学分野を専攻する女子学生は人文科学分野専攻の全学生の66.3%となっており,男女の専攻分野の偏りがみられる。

(上位の職に少ない女性教員の割合)

初等中等教育について女性教員の割合をみると,小学校では教諭の6割以上を女性が占めているが,中学校,高等学校と段階が上がるにつれて低くなっている。校長及び教頭に占める女性の割合は,小学校の校長で平成2年の4.1%が19年には17.9%と大幅に上昇しているのを始め,長期的には上昇傾向にあるが,その割合は教諭に比べて依然として低い。

大学,短期大学の全教員に占める女性の割合をみても,短期大学では5割を超えているが大学では1割台にとどまっており,特に教授,学長に占める女性の割合は低い(第28図)。

第28図 本務教員総数に占める女性の割合(初等中等教育,高等教育)
第28図 本務教員総数に占める女性の割合(初等中等教育,高等教育)

(女性研究者の割合)

我が国における研究者に占める女性の割合は,緩やかに増加しつつある傾向にはあるが,平成19年現在で12.4%にとどまっており,欧米の国々と比べても低いものとなっている(第29図)。しかしながら,高等教育段階の女性の割合は,大学の学部40.7%,大学院(修士課程)30.5%,大学院(博士課程)30.7%であり,これらを比較してみても,女性の研究者の比率が高くなる余地はあるといえる。

第29図 研究者に占める女性割合の国際比較
第29図 研究者に占める女性割合の国際比較

(女性研究者の所属と専攻分野)

総務省「平成19年科学技術研究調査報告」(平成19年度)によれば,研究者の所属については,男性の研究者は,企業等に所属するのは6割程度,大学等には3割程度であるが,女性の研究者については,逆に大学等に6割程度,企業等には3割程度となっている。

女性研究者の相当部分を占める大学等において研究に従事する女性の専門分野をみると,平成19年でも,栄養学などが含まれる医学・歯学以外の保健分野においては約半数が女性研究者である一方で,工学分野の研究者に占める女性の割合は7.0%,理学・農学などでも1割台にとどまっている。また,比較的女性の研究者割合が高い分野にあっても,講師,准教授,教授と階層が上がるにつれて女性の割合が低くなるといった特徴がある。

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