男女共同参画に関する4か国意識調査(日本、アメリカ、スウェーデン、ドイツ)

(「諸外国における男女共同参画に関する調査研究報告書」(平成7年度総理府委託調査 平成8年3月(株)野村総合研究所)第2章より)

〔目的〕

本調査の男女共同参画に関する制度の把握・分析に関連して,これらの制度の背景にある各国の男女の意識調査を行う。

〔調査の概要〕

対象国 日本 アメリカ スウェーデン ドイツ
対象者 20歳以上男女 18歳以上男女 16~74歳男女 14歳以上男女
有効回収数(人) 3,459 1,000 1,018 1,145
調査方法 面接調査 電話調査 面接調査
(オムニバス)
面接調査
(オムニバス)
調査期間 平成7年7月 平成7年9月中旬~10月上旬 平成8年1月下旬~2月中旬 平成7年9月中旬~10月上旬

※日本の調査は、総理府「男女共同参画に関する世論調査(平成7年7月)」である。

〔調査項目〕

  • 社会全体で見た男女の平等感と男性が優遇されている原因
  • 女性の社会参加が進むべき分野
  • 男性が家庭に参加するのに必要なこと
  • ポジティブ・アクション※に対する意識及び具体的手法/反対の理由
    ※アメリカについては、「アファーマティブ・アクション」として質問している。
  • 女性の人権が尊重されていないと感じること
  • 男女の不平等に関する問題を解決する上で期待する機関

〔本調査結果を読む際の注意〕

  • 図表と文中の百分率は小数点以下第2位を四捨五入したものであり、その結果、個々の比率の合計と全体を示す数値とが一致しないことがある。
  • 図表で使用している記号の意味は以下のとおりである。
    MA=複数を選択
    SA=1つだけ選択
  • 東西ドイツの統合は92年であるが、東西ドイツについて記述する場合は、便宜上、時点にかかわらず表記は旧西ドイツ、旧東ドイツとする。