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相談ガイダンス
「再チャレンジしたいけれど、何から始めたらいいのかわからない」
「どうキャリアアップしたらいいのか、どうブランクを埋めていけばいいのかわからない」「資金がないけど起業できるか」
「子どもが3人、それだけで入社書類審査に受からないの?」等々、再チャレンジをいざしようと思うと、さまざまな不安や疑問にぶつかります。そんなとき、ひとりで悩んでいても解決できないこともあることでしょう。相談窓口のある公的支援機関を上手に利用して、今抱える問題点を専門家のアドバイスやサポートを受けながら乗り越えていくとよいのではないでしょうか。ここで注意したいのが、自分の不安や悩みがどこにあるのか、ほんとうに悩んでいる問題は何かをしっかり把握して、その道の専門家に当たることが解決の近道です。ただし、「私はいったい何について悩んでいるのかわからない」という方もあきらめないでください。「悩みの交通整理」をしてくれるお近くの女性センター・男女共同参画センターなどでは、まだ漠然とした悩み、不安、考え方について相談に乗り、希望者にはより専門性の高いアドバイザー、支援機関などをご紹介しています(業務内容は地域によって異なります。各センターにお問い合わせください)。
■仕事、再就職に関する相談
■キャリアアップ・スキルアップ・研修に関する相談
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| 在職者・離転職者の方の雇用や能力開発、キャリア形成支援のための相談・援助および情報提供を行っています | 雇用・能力開発機構 | |
予約された日時に、ご来館いただきます。 キャリアカウンセラーが、直接お会いして ご相談にお答えします。Eメールによるご相談も受け付けています。
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| 働く若者ネット相談事業 | 仕事上の悩み・問題の解決、そして仕事でのあなたの夢の実現を キャリアカウンセリングを通じてサポートします。 Webや電話、TV、対面など様々な相談方法があります。 |
■起業に関する相談
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起業・創業の構想段階の相談から専門的な事項(起業全般・経営・資金・技術・特許・法律等)の相談まで丁寧にアドバイスしてくれます |
創業サポートセンター | |
創業を考えており、国民生活金融公庫の制度や申込手続きについての相談 |
国民生活金融公庫 | |
各地域の店舗でご融資の相談を承っている他、東京、名古屋、大阪および福岡の4つの相談センターにおいても電話相談を承っています。 |
中小企業金融公庫 |
■在宅就業・在宅ワークに関する相談
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| 在宅ワーク相談室 | 在宅ワークをこれから始めたい方、始めて間もない方へ、 電話とe-mailによる相談を行っています。 | ホームワーカーズウェブ |
■子育て・介護に関する相談
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子育てや両立に関する質問を電話、FAX、Eメールで受け付けています。 |
女性労働協会 | |
子どもの預け先など地域の「育児情報」や「介護情報」、「家事代行情報」を無料で提供しています。各地の財団地方事務所までお電話下さい。 相談に応じながら、情報提供いたします。 |
財団法人21世紀職業財団 | |
在宅介護支援センター |
要援護高齢者家族からの在宅介護に関する各種の相談を受付けています。「地域名」と「在宅介護支援センター」をキーワードにして検索するか直接お問合せください。 |
全国地域包括・在宅介護支援センター協議会 |
■その他の相談
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女性センター・男女共同参画センター |
どこに相談すればいいかなど、適切な窓口を紹介してくれます。 |
今回のテーマは… 『キャリアアドバイザーに一問一答』
履歴書・職務経歴書などの作成相談から キャリア相談まで受け付けます
パルティとちぎ男女共同参画センター 情報相談課 キャリアアドバイザー 川鍋節子さん
Q:相談者はどんな質問・不安が多いのでしょうか? |
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再就職をしたい、どう生きるか、ライフプランをどう考えるか、どんな仕事をしたらいいかわからない、自分の適職を知りたい、という相談が比較的多いです。たとえば、再就職とライフプランというと、どう生きるかどんな仕事ができるかなど問題がごちゃごちゃになっているケースが目立ちます。よく聞いてみると、上位3つの相談に集約されます。
たとえば、自分の適性適職を見失っている方がいます。そんな方には、「はいこれがあなたの適職です」という答えはありません。それを持っているのはご本人です。自分の能力の棚卸しができないで混沌としていたら、自分がどうなりたいのかを引き出して整理していくお手伝いをします。50分の時間に、「自分はどうなりたいの?」「これからどうしていきたいの?」という問題点を見つけていく作業をします。
パソコンの「職業適性検査」では、答えていくと自分の適性適職が導かれるようになっています。ご希望の方にはやっていただきますが、しかしこれは、あくまでも判断方法の一つであって、問題はその結果をどう読むかということです。逆に結果にとらわれすぎてそれしかできないと思いこんでしまうほうが危険ではないでしょうか?適性診断の結果を持参いただいて、それについて一緒にお話させていただくことがよいと思います。
Q:就職準備についてのアドバイスは実際どう行われていますか?
再就職したいと明確にイメージされてくる人には、具体的な就職準備のアドバイスをします。たとえば、「応募書類の書き方」「自己アピールの仕方」「志望動機はどう書く」などから、「面接の訓練」を私が人事部長になったつもりで実践したり、具体的なアドバイスをします。再就職の方は、一度は履歴書をだしたことがあるので「わかっている」と思われるでしょうが、就職活動の状況が変わってきています。
6年ほど前に就職が困難な時期があり、ハローワークは男女を問わず年齢を問わず、就職したいという人であふれていました。中には20社も履歴書を出したが会ってすらもらえないという人もいました。そんな時には、履歴書一つで、あるいは履歴書以外で自分をPRする工夫をしなくてはなりません。職務経歴書をつくる、自己紹介文を書く、あるいは書類送付状をつけるとか、皆さんいろいろ努力をしました。
たとえば履歴書1枚しかない人と、履歴書・職務経歴書(自己紹介文)に送付状をつけている人を比較してみます。人事部長さんに「どちらを選ぶか?」と聞いてみると、後者ということになると思います。
すべてではありませんが、いまは、履歴書・職務経歴書・送付状の就職3点セットをお勧めしています。履歴書には、前の会社に「入社しました」「辞めました」の情報しか書いていませんから、職務経歴書でその会社で何をしてきたかを、自己紹介文でそれがその会社でどう活かせるか、また経験だけでなく自分の特性も書いて、可能性をアピールすることも重要だと思います。
Q:相談者はどんな再就職をイメージしていますか?またそれについてのギャップはありますか?
正社員で働きたいという方が多いですが、仕事と家庭の両立のための協力体制ができていなかったり、かつて働いていた頃の自分の立場との違いや、労働環境の変化を理解しないままに再就職計画を立てるケースが目立ちます。
障害となる事項を、すべて自分のがんばりだけで乗り越えようという気概は感じますが、気力だけで解決できるものには限界があります。たとえば、両立の問題でも、仕事はしたいが子育てもしなければならないとう現実があるわけです。これまで相談にいらした方で、両立の不安を抱かれている人の多くは、未就学児から小学校低学年までの子どもがいる人です。
Q:再チャレンジの障害となっているのは主になんですか?
子どもの年齢によっても異なりますが、子どもの心配が一番大きいです。家族の理解と協力は不可欠です。就職先となる企業の理解も必要です。また、公立保育所や延長保育のある幼稚園が不足している点などは、子育て中の女性にとってはもっとも大きな障害となっているようです。
Q:相談に来る前にこれだけは準備しておいてほしいということはありますか?
そうですね。まず再就職したいがどうしたらよいかわからないという人に、以下3点を中心に声をかけたいですね。
*家で子どもとだけで孤立していないで、相談に来てほしい
*夢、希望を捨てないように
*自分を否定的にみないこと
どうぞ気軽にお子さん同伴で相談にお越しください。
Q:育児や介護などとの両立についてどうアドバイスされていますか?
育児については、子どもの成長は早いですから、「大変なのは一時期です」ということです。
介護については、「すべてを一人で背負わないでください」ということです。
育児も介護も、まず、自分のまわりに協力してくれそうな人がいるかどうか、最初からあきらめないで当たってみる。行政が行う支援で、使えるものを探してみる。もちろん、こちらで情報を提供しますが、本人が動くということが大切です。
Q:一番困っていることはなにですか?
子育て中の女性が求職活動中に一番困ることは、子どもを預ける場所がないことです。状況は市町村によっても異なりますが、保育園の一時保育や託児所を使って活動しようとしても、就職につながるまでには、20回ぐらい託児が必要でその託児料金が高くて払えないのが現状ということを耳にします。
働こうと思って、保育所を申し込む。すると、「就職証明(いつから就職します、と企業に書いてもらいます)が必要です」といわれます。働いていない女性は一般の保育園には預けられませんから、にわとりが先か卵が先かという状況になります。
先日相談に来た女性がこう言っていました。
「そもそも保育園の空きが少なく、仕事をしている人が優先され、仕事をしていない人は利用できません。預けられないから、就職活動もままならないし、それゆえになかなか仕事に就けない。サポートセンターを利用するにしても、利用料がネックになります。現状を打破するには、子どもを安く預かってもらうところを探すことからですね」
出口の見えない託児の話になると泣きそうな顔で、終始唇を噛みしめていました。
Q:新卒とは違う、再チャレンジする女性の魅力をどうアピールすればよいでしょうか?
子育ても、PTA活動も、ボランティア活動もすべてキャリアとなります。これまでやってきたことに対してもっと自信を持って、それを仕事能力として企業にどうアピールするか、どうやって説得できるかです。私もお手伝いしますから一緒に考えましょう。
Q:パルティ(とちぎ男女共同参画センター)にくる人にはどんなアドバイスをしていますか?
情報収集にくる人の中には、ここがハローワークのように仕事先のデータ情報を全部そろえて、「はい、あなたの仕事先はここ」と言ってくれることを期待してくる人もいます。しかし、ここは、自分の道をどう選択するか、その道を進んでいく術を養うことに重点をおいています。そのために、適宜、求人情報の見つけ方、就職活動の動き方などの情報も提供します。子育て情報をどう検索すればいいか、情報をどう取ればよいか、周辺の関係機関、支援できる行政の情報をお知らせしています。
Q:パルティの再チャレンジセミナー、講習会などをご紹介ください。
パルティでは、パソコンの技術を習得するための「再就職支援セミナー」や再就職に向けての心構えの準備講座「女性のための再就職準備セミナー」、起業を考えている人のための「女性のための起業支援セミナー」などの講座を実施しています。(詳しくはホームページを参照ください) IT技能については、職種により求められるレベルはさまざまですが、ワード、エクセルを使って、A4用紙に1枚の書類を作成できること、最低、自分の求職用の応募用紙である自己紹介文や職務経歴書をパソコンで打てること、と伝えています。パルティのパソコン講座では、ワード、エクセル、MOS検定受検のための講座も開設しています。
Q:これまで再チャレンジに成功した女性の共通点は何ですか?
自分のやりたいことをつかんで、納得して行動している女性ですね。覚悟ができている女性ということでしょうか。そんな確固たる信念は、どんな資格や学歴もかないませんね。
また、ブランクを乗り越えたという例でいうなら、これまでのキャリアがそのまま全部使えるとは限りませんから、要は自己啓発として、これからやりたい仕事に必要な資格取得や学習をしておくことが大切です。また、できるできないに関わらず、とにかくやりたいことを手がけてみる・・・これが、仕事の幅を広くする秘訣でしょう。
Q:起業についての相談もありますか?
お掃除屋さんを始めたい、ピアノ教室を開きたいなど、具体的に起業したいものがあってどうしたらできるかという相談と、話していくうちに実は起業したかったという例など、いろいろです。たとえば、子育てしながら再就職したいという方と話していくうちに、ネットワークを持っている、いろんなキャリアもあるしということで、自分で始めたら?という話になったこともあります。相談に来たことで、自分の環境を見直すことができ、思ってもみなかった道に進むといったケースもあります。
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■取材協力をいただいた方 パルティとちぎ男女共同参画センター 情報相談課キャリアアドバイザー 川鍋節子氏 |




