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再チャレンジ入門編 ガイダンス

女性の再チャレンジ予備軍(就業希望者)は、25歳〜54歳で約245万人(17年度調査)といわれています。  その中には、
@これまで再就業をした経験のある女性や、求人情報や相談窓口を探して相談中の女性。
A子育てが一段落した時のためにしっかりスキルアップをして将来の再就職の準備を計画的に行いたいという女性。
B子どもが大きくなったら何かしたいけれど、漠然と何か始めなければとあせっている女性。
C就業へのブランクが長くて不安や心の迷いが強い、また育児との両立方法に悩んている女性。
D家族や周りの人の理解や協力をどう得ればいいのかわからない女性。
など様々な状況にある女性がいらっしゃることでしょう。
ここでは、まず入門編として、☆自分が何をしたいのか、自分は何ができるのか見つめ直す、☆自分のいる環境を見つめ直す、☆問題点は何か、☆問題点をクリアするための選択肢は?、など「再チャレンジをするために自分と自分が置かれている状況を見つめ直す」ことが必要な女性のために、以下のツール(自己確認用素材)をご用意しました。

自分を知るチェックシート
専門のカウンセラーに作成いただいたチェックシートをご用意しました。あなたの働く意識を知るヒントにしていただくものです。
★これから初めて相談窓口に行かれる方は、その前にこのシートに記入し、窓口へ持って行かれると良いでしょう。
★記入しようと思っても欄がほとんど埋まらないこともあると思いますが、何が決まっていないか、わからないかを明確にすることも大切です。

【自分を知るチェックシート】 Wordファイルダウンロード PDFファイルダウンロード 
(あなたのパソコン上でファイルを開くか、プリントアウトしてお使い下さい)

以下は、チェックシートの大項目です。チェックシートに記入する際に、参考になるページをリンクしました。

<チェックシート記入のための本サイト内関連ページ>

チェックシート大項目
参考ページ
1.なぜ働きたいですか *再就職Webセミナー(後悔するのではなく、他人と比較するのではなく、自分の納得のいく人生設計を)
2.今までの経験について *適性・適職を知る
3.働きたい業種・職種

*職種・業種を知る
*事例を参考にする
*相談する
→キャリアカウンセラーに相談する

4.障害・制約があるか *両立
*両立のカテゴリのQ&Aを参考にする
*事例を参考にする
→同じような不安を抱いている事例をキーワード検索する
→末子の年齢が同じ人の事例を検索する
→いろんな勤務時間の人の日のタイムスケジュールを見る
*相談する
5.いつから働きたいか

*両立
→両立Webレポート『ファミリー・サポート・センター』利用の徹底取材
→両立Webレポート『子育て支援センターの賢い利用の仕方』
*事例を参考にする
→子供の末子の年齢で事例を検索する

6.働き方のイメージが固まっているか

*雇用形態の違いを知る
*事例を参考にする
→いろんな勤務時間の人の1日のタイムスケジュールを見る

7.必要なスキルがわかっているか *職種・業種を知る
*事例を参考にする
→キーワード検索する
*相談する
8.スキルを満たしているか *スキルアップ
*
相談する
9.職のつき方・探し方がわかっているか *再就職
*在宅就業
10.家族の理解があるか *事例を参考にする



【ワーク・ライフ・バランス・シート】 ワーク・ライフ・バランス・グラフ
(エクセルファイルダウンロード)
家庭と仕事の配分を、年齢ごとに考えてみてはいかがでしょうか?
「ワーク・ライフ・バランス・シート」は、子育て・家事・介護などのライフ面と仕事・社会参画などのワーク面のバランスを考える上での、あなただけの資料づくりの参考にして下さい。
例:一番下の子供が中学生になったら、時間の短いパートを始めて、高校卒業したら、フルタイム勤務して・・・
ファイルにはサンプルシートもありますので、それを参考にして、あなた自身の家庭と仕事の比率を入力するとワーク・ライフ・バランスのグラフができあがります。
(あなたのパソコン上でファイルを開いてお使い下さい)

 

Webインタビュー まだ何をするかが漠然としている方へ
「このままではいけない、何かしなくては」からの脱却

「ちば仕事プラザ 職業訓練法人テクノピラミッド運営機構」
キャリアコンサルタント  小野和子さん

プロフィール

アジア経済研究所(現JETROアジア経済研究所)、株式会社平凡社、専門学校および社会教育関連機関の講師・チューター等の勤務を経て、2004年より千葉県のキャリア形成支援関連業務に携わる。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学、教育学修士(生涯学習論専攻)、CDA(キャリア・デベロプメント・アドヴァイザー)。


■子育てお母さん再就職支援・・・千葉県の場合

ピラミッド型の建物が訪れる人に新たな可能性を示唆する「ちば仕事プラザ」。その一角にある「子育てお母さん再就職支援センター」では、出産や子育てなどで仕事を離れた女性がカムバックするためのさまざまな支援を行っています。 たとえば、2006年秋には、「グループワーキング」(内閣府モデル事業)というセミナーが開催され、再チャレンジに向けて基礎的な知識を学んだり、企業の人事担当者との意見交流、企業見学などをプログラムへ取りいれた実践的な内容でした。託児コーナーを併設していたため、子連れでも8日間のセミナーを安心して受講できると好評でした。(詳しくは千葉県商工労働部雇用労働課へお問い合わせください。その他都道府県については雇用労働課にお問い合わせください)

同センターの支援サービスとして、電話予約をすると再就職、再就業に関する悩みや不安を専門家に個別相談することができます。明るい1階のフロアにはキッズコーナーがあり、ここでもベビーシッターさんに任せて集中して相談やパソコンで調べ物ができる配慮がなされていました。その担当者で「ちば仕事プラザ 職業訓練法人テクノピラミッド運営機構」のキャリアコンサルタントの小野和子さんに、まず、千葉県だけでも12万人いるといわれる再就業予備軍が最初に当面する悩み、「再チャレンジといっても何から始めればよいか」という問題について伺いました。


■再就職の入り口は“子育てお母さん再就職支援”へ、出口はハローワークへ

「相談といっても、再就職の決意が固く仕事へのイメージがはっきりしている方は、併設する『マザーズハローワークちば』で仕事先を探してもらいます。しかし、「このままではいけない、何かしなくては」という再チャレンジへの道筋が漠然としている方は、就職に到るまでの第一歩として、『子育てお母さん再就職支援センター』を利用していただきます。
相談内容で多い順にあげれば、@保育をどうするかAスキルが通用するか、どんなスキルアップの方法があるかB求人情報、職業情報をどう取得すればよいかC自分の適性適職は何か知りたい、などで、職業相談以前の基本的な生活情報で悩んでいる女性が多いようです」


■悩みがまだ漠然としているときの相談窓口

『子育てお母さん再就職支援』という窓口がない自治体の場合、各都道府県別にある『男女共同参画センター』または『女性センター』の窓口に相談に行くことができます。初めの一歩は、「自分の悩み、不安をどこに行けば解決の糸口が見つかるか」をまず相談することから始めるといいでしょう。相談ごとに各窓口を正確にみつければよいのですが、なかなかわかりずらいこともあります。そういう場合、女性センターでは、“相談の相談”とでもいうべき、相談内容に応じた的確な相談窓口を紹介してくれる役目をしています。
たとえば、保育園はどこにあってどう探せばよいかという問題は、地方自治体の福祉課または青少年課、千葉県の場合は児童家庭課などに問い合わせるわけですが、ハローワークやキャリアコンサルタントに相談してくることもよくあるのです。 「保育相談はキャリアコンサルタントの役目ではないのですが、働きたいという女性にとって切り離せない課題ですから、情報の取り方などをお教えします。まずは、一人で悩んでいないで相談に来るというアクションに移すことが、再チャレンジへの第一歩です」

■「今までのスキルが通用するか不安」という悩み

悩みを相談してみると、自分ひとりだけの悩みと思っていたことがいかに多くの女性が共通の悩みを持っているものかと驚くことがあります。キャリア相談の窓口では、集まった悩みを専門家の目を通して分析し、解決策や成功事例、情報収集などから的確なアドバイス、考えるヒントなどを提供してくれるのです。 「スキルアップをどうするか、自分のスキルがいま通用するか、という方が多いのですが、IT系のスキルはドッグイヤーといわれている業界だけに5〜6年のブランクは大きいです。できれば、ITスキル、ビジネススキルなどはセミナー(公的支援機関が行う無料セミナー)などを利用して、まずは情報収集してほしいですね」

■「自分が何をしたら良いかわからない」人はワークシートで自己分析
再就職を実現するまで流れにそってアドバイスを受けることができるわけですが、大きく以下のカテゴリーに分かれています。
@ 相談受付 いま何について一番悩んでいるか、再チャレンジするための一歩をどう踏み出すかを相談します。
A カウンセリング 適職診断といって「自分が何をしたいのかわからない」人も自己分析するためのヒントとなる「ワークシート」があります。「情報をどう探すか、どんなツールを使うかなどアドバイスしています」
B キャリアの棚卸 職務経験の分析をします 「職務の棚卸ともいいますが、自己分析、環境分析をして職務の整理をまずすることで、次に何がしたいかみえてくることがあります。職務の棚卸とは、事務経理といった漠然とした書き方ではなく、@達成感を持ったことがある仕事AほめられたことB成功したこと、嫌だったことなど具体的にあげていくことです」
C 求人情報 求人情報の読み方、探し方、インターネットでの探し方、職業紹介機関(ハローワーク、人材銀行など)の利用の仕方などをアドバイスします。
D 応募書類 履歴書、職務経歴書、セールスポイント、添え状(カバーレター)の作成をアドバイスします
E 面接訓練 服装、態度など面接マナー、応募会社の概要下調べ、面接時の留意点をアドバイスします。面接で必ず聞かれる『Q&A』(前職を辞めた理由、志望動機)も教えてもらえます。
F 就職 定着するためのコツ、スキルアップのための資格取得などをアドバイスします。

一人で悩まないで、キャリアコンサルタントなど専門家に相談することをお勧めします。今何をすべきか、あなたの進みたい方向はどちらか、本当に悩んでいることは何かを整理できるだけでも一歩前進ではないでしょうか?