「平成26年度 東日本大震災被災地における女性の悩み・暴力相談事業」報告書の公表について

  • 平成27年8月20日
  • 内閣府男女共同参画局

 内閣府男女共同参画局においては、東日本大震災による女性の様々な不安や悩み、女性に対する暴力に関する相談事業を岩手県、宮城県及び福島県において実施しています。
 本事業は、相談者の気持ちに寄り添いながら話を聞き、相談者が抱える不安や悩みを整理し、必要に応じて支援の窓口を紹介することにより、必要な相談、支援につなげることを目的としています。
 この度、平成26年度に実施した相談事業の集計結果と、本事業開始(平成24年2月11日)以降の事業結果を報告書にまとめましたので、公表いたします。

【報告書の主な内容】

  • ○ 平成26年度に寄せられた相談件数は、2,144件でした。
  • ○ 相談内容(複数回答)は、不安や抑うつなどの「心理的問題」が43.2%と最も多く、次いで、生きがいや孤独・孤立などの「生き方」が37.3%、親やきょうだい、子供との関係などの「家族問題」が32.2%となっています。
  • ○ 事業開始から平成26年度までに約1万4千件の相談が寄せられました。現在も依然として相談ニーズが高く、相談内容は更に複雑化・深刻化しています。

  ※詳細については、URLを御覧いただくか、下記までお問い合わせください。
  URL:http://www.gender.go.jp/policy/saigai/bo-reports.html

【問合せ先】 内閣府男女共同参画局推進課
暴力対策推進室 橋本、齋藤
電話 03-6257-1361(直通)