「共同参画」2020年7月号

共同参画情報部 News

News 1 < 文部科学省 > 「地域における男女共同参画推進リーダー研修(オンライン開催)」 開催報告

5月20日(水)〜29日(金)、全国の女性関連施設、地方自治体、団体のリーダー等を対象とした「地域における男女共同参画推進リーダー研修」を開催しました。今年は新型コロナウィルス感染症拡大を予防するため、オンライン開催で研修を実施しました。

今年度は「取組を加速する地域基盤づくり」をテーマに、男女共同参画推進に役立つ企画力・実践力につながる動画プログラムを提供しました。基調講演には、東京大学名誉教授の大沢真理氏を迎え、地域防災を題材とし、男女共同参画社会の形成がいかに生命と地域の持続性にとって必要不可欠な取組であるのかを学ぶことができました。内閣府や農林水産省からの施策説明や各種講義のほか、特設掲示板を活用した意見交換の場も設けました。パネルディスカッションでは、多様なメディアの特性を生かし、人々の関心を呼び起こす方法についてヒントを提供することができました。参加者からは「多くの情報を得ることができ、今後の業務の参考になった」等の感想が寄せられました。




News 2 < 文部科学省 > 『学校における女性の管理職登用の促進に向けて』刊行

NWEC(国立女性教育会館)では、平成30年度に公表した「学校教員のキャリアと生活に関する調査」の結果をもとに、学校において管理職に占める女性の割合が低い背景について、教員の管理職志向に関わる意識や家庭生活の役割分担とその意識などの観点から解説し、合わせて女性の管理職を増やすことの意義や事例をもとにした取組のポイントをまとめたリーフレットを刊行しました。

学校において、女性は、教員全体に占める割合に比べて管理職に占める割合が低く、学校運営における意思決定過程に十分に参画できているとはいえません。学校教育の現場は、教員の方々の働く場であるとともに、次代を担う子供たちが男女共同参画を推進する意識を育む基盤となるとても重要な場といえます。

本冊子を女性の管理職が増えることの意義や学校における働き方改革を進める新たな視点などについて考えるきっかけにしていただければ幸いです。

学校における女性の管理職登用の促進に向けて

詳細はこちらをご覧ください。

【URL】 https://www.nwec.jp/about/publish/2019/ecdat600000078yg.html


News 3 < 厚生労働省 > 『イクメンプロジェクト』の取組を紹介します

イクメンプロジェクト

厚生労働省では男性の育児休業取得等を契機として、ワーク・ライフ・バランスの実現を図るため、『イクメンプロジェクト』を実施しています。本プロジェクトでは、男性の育児と仕事の両立に取り組む企業を表彰する『イクメン企業アワード』や、育児と仕事を両立させている男性からのエピソードを募集する『イクメンスピーチ甲子園』などの取組を通じて、男性の育児休業取得に関する社会的な機運醸成を図っています。また、企業の人事労務担当者向けの研修を実施し、職場における男性育児休業の取得に関する支援を行っています。プロジェクト公式サイトでは、過去の『イクメン企業アワード』や『イクメンスピーチ甲子園』の受賞者の取組やプロジェクト内で作成した研修資料・広報物等の閲覧・ダウンロードが可能となっております。

詳細はこちらをご覧ください。

【URL】 https://ikumen-project.mhlw.go.jp/


 

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