「共同参画」2020年2月号

共同参画情報部 News

News 1 < 内閣府 > 「子供の未来応援フォーラム」を開催しました

内閣府では、子供たちを草の根で支援している団体や、子供の貧困対策に取り組んでいる企業、自治体など、様々な主体が情報を共有し、ネットワークを構築することの後押しを目指して、全国4か所(鳥取、徳島、富山、東京)で「子供の未来応援フォーラム」を開催しました。

12月18日に開催した東京会場では、大和証券グループ本社代表執行役社長CEOの中田誠司氏にご講演いただきました。中田氏は、SDGsの達成にも資する子供の貧困対策に企業の立場で取り組む重要性を指摘し、「産業界こそ、子供の未来に向き合おう」と呼びかけました。

また、活動事例紹介では、子供たちの支援に取り組む団体や企業が、支援現場の実態や課題などについて共有しました。

参加者の方々からは、「企業の取組や考え方が分かって参考になった」「企業として何ができるか考える良い機会になった」といった感想をいただきました。

当日の様子や配布資料はこちらをご覧ください。

【HP】 https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/ouen-forum/r01/tokyo.html


News 2 < 文部科学省 > 「NWECグローバルセミナー」を実施しました

国立女性教育会館(NWEC)では「ジェンダーとメディア」をテーマとした標記セミナーを12月6日に都内で実施し、約100名の参加がありました。

第Ⅰ部では、メディア・エンターテインメント業界で唯一、実証的な調査研究に基づいて活動するアメリカの非営利団体「ジーナ・デイビス メディアにおけるジェンダー研究所」所長のマデリン・ディ・ノーノ氏が『メディアにおけるインターセクショナリティ(交差性)を問い直す』と題した基調講演を行い、同研究所が実施した調査結果から、性別による台詞の多寡やリーダーとしての女性の表象、人種・障がいの描き方などについての問題点を論じました。

続く第Ⅱ部のパネルディスカッションでは、マデリン氏の他、大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科教授の田中東子氏、国連広報センター所長の根本かおる氏、NWEC客員研究員の青木玲子が登壇し『メディアを通じた女性のエンパワーメント』について議論を深めました。

ジェンダーとメディアの関係性を多角的にとらえようとする、熱気あふれるセミナーとなりました。

詳しくは、こちらをご覧ください。

【HP】 https://www.nwec.jp/global/seminar/ecdat60000004ous.html


News 3 < 文部科学省 > 「大学等における男女共同参画推進セミナー」を実施しました

国立女性教育会館(NWEC)では「女性研究者支援から広げる大学等の男女共同参画」をテーマとした標記セミナーを12月20日に都内で実施しました。

セミナーは、岩手大学長の岩渕明氏による基調講演からスタート。男女共同参画の推進のプロセスや成果、課題についてお話いただきました。続くパネルディスカッションでは、大阪大学、立命館大学、高専機構が女性研究者支援取組を紹介。職員や学生も含めた大学等が抱える男女共同参画の課題解決に向けて、参加者も交えた意見交換を行い、地域や企業など異質なものを包括したネットワークの重要性が語られました。参加者からは、「どのように推進していけばよいかたくさんヒントをもらった」「パネルディスカッションでさらに課題や問題意識を深めることができた」などの感想が寄せられました。

詳しくは、こちらをご覧ください。

【HP】 https://www.nwec.jp/event/training/g_daigaku2019.html

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