「共同参画」2019年11月号

御挨拶

内閣府特命担当大臣(男女共同参画) 橋本 聖子

 

9月11日に発足した第4次安倍第2次改造内閣において、男女共同参画・女性活躍の担当大臣を拝命いたしました橋本聖子です。

「すべての女性が輝く社会」の実現は、我が国の社会・経済の持続可能な発展のために不可欠であり、引き続き安倍内閣の最重要課題の一つです。

すべての女性が、自らの希望に応じ、家庭・地域・職場といったそれぞれの場において、個性と能力を十分に発揮できる社会の実現を目指し、女性の積極的な採用・登用の促進や、女性に対するあらゆる暴力の根絶のための取組等を進めてまいります。

私が19年前に参議院議員として初めて出産した際、議院規則が改正され、「産休」が制度化されました。働きたい女性が、仕事と育児等の二者択一を迫られることなく、両立できる環境を整備し、男女ともに仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を実現できるような取組を引き続き進めていくことが重要です。こうした取組をしっかりと進めていくことで、女性のロールモデルが増え、女性が生涯を通じたキャリアプランを描きやすい社会に向けて、好循環を生み出すと考えています。

皆様の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 

内閣府副大臣 平 将明

 

本年9月に第4次安倍第2次改造内閣において、3度目の内閣府副大臣を拝命し、男女共同参画・女性活躍を担当いたします平将明です。

安倍内閣においては、「女性活躍」を政府の最重要課題のひとつとして、これまで様々な取組を進めてきた結果、この6年間で、女性の就業者数は288万人増加し、第1子出産前後の女性の就業継続率も上昇しています。

我が国の最大の潜在力である「女性の力」の発揮は、企業活動、行政、地域社会等の現場に多様な視点や創意工夫をもたらすとともに、社会の様々な課題の解決を主導する人材の層を厚くし、女性のみならず、すべての人にとって暮らしやすい社会づくりにつながります。私は、科学技術・イノベーション政策を担当する内閣府副大臣でもありますが、例えば、科学技術の分野に女性の人材が増えれば、多様な視点や発想が取り入れられ、これまでになかった研究成果やイノベーションが生まれることが期待されます。

橋本大臣のもと、我が国の女性活躍と男女共同参画社会にむけた取組を一層前進させてまいります。ご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

内閣府大臣政務官 今井 絵理子

 

9月の第4次安倍第2次改造内閣において内閣府大臣政務官を拝命しました今井絵理子です。男女共同参画・女性活躍を担当いたします。

本年6月には、行動計画策定や情報公表の義務対象となる事業主の範囲の拡大や、情報開示の充実等を内容とする改正女性活躍推進法が成立しました。女性活躍推進法の着実な施行により、女性活躍の裾野を一層広げ、女性活躍を次のステージに推し進めてまいります。

また、防災・復興では、予防、応急、復旧・復興等のすべての局面において、女性が重要な役割を果たしていると認識しています。防災担当を兼務するにあたり、防災・復興施策への男女共同参画の視点の導入を進めるとともに、防災・復興における女性の参画とリーダーシップの重要性について、国内外に発信してまいります。

男女共同参画社会の実現・女性活躍推進に向け、平副大臣とともに橋本大臣をお支えし、全力で取り組んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

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