• 共同参画 平成30年9月号 [PDF形式:2.6MB]

News 1　＜ 国土交通省（関東運輸局） ＞　女性船員などの活躍促進に向けた取組について

海運業界においては、労働力不足が顕在化しているなかで、女性船員の割合は２.４％にとどまっており、女性船員の就労が進んでおらず、また、船や海に関する仕事についての認知度も高いとはいえない状況にあります。

このため、関東運輸局では、次世代を担う子供たちに対し、海や船への関心の向上を図るとともに、女性船員などの活躍促進に資するため、女性目線で海に関する職業の魅力について語ってもらう「海の女子会」を開催しています。

第４回となる今回は、小中学生とその保護者をメインターゲットとする「海洋都市横浜うみ博2018」のステージプログラムとして実施しました。

当日は、外航船、内航船、調査船の船員、外国船舶監督官及び海上保安官の方に、「海に関する職業」が将来の選択肢となるよう仕事内容や職場・生活環境、仕事のやりがいや魅力などについてお話いただきました。

講演後に行われた質疑応答では、小学生の女の子から「この仕事をして楽しかったこと」についての質問があり、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

関東運輸局では、今後も「海の女子会」等を通じて、女性船員などの就労促進を図るとともに、多くの皆様方に海や船の仕事に興味を持っていただくよう取り組んでまいります。