「共同参画」2018年1月号

共同参画情報部 News

News 1 < 消防庁 > 全国女性消防団員活性化広島大会の開催

平成29年11月16日(木)に、広島市の広島グリーンアリーナにおいて「第23回全国女性消防団員活性化広島大会」を開催しました。この大会は日頃の活動やその成果をアピールするなど、女性消防団員の活動をより一層活性化させることを目的としており、今大会では3,000名を超える関係者が全国から集いました。当日は、防火防災啓発劇や活動事例発表、パネルディスカッションのほか、広島東洋カープの新井貴浩選手による記念講演が行われました。

大会を締めくくるにあたり、「今、火災、自然災害が相次ぐなか、私たちは、家族の、そして地域の安全を守り、より豊かな幸せを実現するため、この広島大会でしっかりと結び合った全国の絆を大きな励みにして、「みんなで減災! 輝け消防女子」を合言葉に、女性消防団員の力を一層発揮する」ことが大会宣言として提案され、満場一致で採択された後、盛況のうちに閉会しました。

News 2 < 国立女性教育会館(NWEC) > アセアン諸国における人身取引対策協力促進

10月19日(木)~11月2日(木)に、カンボジア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスの7か国から人身取引に携わる警察、福祉、女性団体等13名を対象とした課題別研修「アセアン諸国における人身取引対策協力促進」を実施しました。本研修は、「人身取引対策行動計画2014」に基づく日本の取組や各国の制度、実態について相互に学び、理解を深め、関係機関・者のネットワーク促進を図ることを目的としています。現場の取組として、東京入国管理局や東京都女性相談所、外国人女性や母子支援を行っている民間団体等を訪問し、在住外国人の生活相談や就労支援、国際交流財団等の活動について聞く機会を設けました。また、関係省庁、国際機関、大使館、人身売買禁止ネットワーク関係者、民間支援団体、研究者等を招き「成果発表と意見交換会」を実施しました。研修では、日本の共同参画や女性活躍の取組について多くの質問があり、活発な議論が行われました。

参加者からは、「視察や講義・討議を通じて、日本や各国の人身取引対策を学ぶことができた。日本の官民の協力体制、被害者視点に立った保護について理解が深まった」という声が聞かれました。

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