「共同参画」2017年12月号

巻頭言

連合(日本労働組合総連合会)は、2020年までに連合役員、機関会議の女性参画率30%を目標に、第4次男女平等参画推進計画に取り組んでいます。今年10月に開催された連合第15回定期大会において、女性役員の増員により役員に占める女性参画率は33.9%となり、前倒しで目標を達成しました。

また、47都道府県にある地方連合会においても、2地方連合会で女性の会長が誕生しています。女性の地位向上をめざし、いよいよ真の男女平等参画社会の実現に向けてスタートを切りました。

一方、働く現場に目を向けると、女性活躍推進法が施行され、働く女性は増えたものの、約半数が非正規雇用で未だ男女間賃金格差は大きく、職場における男女平等の実現には至っていません。また、最新のジェンダーギャップ指数は144ヵ国中114位と、国際社会の中での男女間格差が大きいことは深刻な問題です。

連合は、職場、地域、家庭、あらゆる場での男女平等参画の実現で、男女が対等・平等で人権が尊重され、社会の構成員として役割と責任を分かち合う社会をめざして取り組みを進めます。


日本労働組合
総連合会副会長
芳野 友子

主な予定

12月18日 ダイバーシティ・マネジメントセミナー(東京都千代田区)
平成30年1月13日 “九州男女”の共同参画~ワーキングスタイルから考えるまちづくり~(熊本県熊本市)
平成30年1月19日 女性のための公務研究セミナー(京都大学百周年時計台記念館)
平成30年1月30日 ダイバーシティ・マネジメントセミナー(大阪府大阪市)
平成30年2月9日 女性のための公務研究セミナー(お茶の水女子大学)

内閣府男女共同参画局 Gender Equality Bureau Cabinet Office〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
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