「共同参画」2017年11月号

共同参画情報部 News

News 1 < 内閣府 > 6歳未満の子供を持つ夫・妻の家事関連時間

本年9月に、総務省統計局から平成28年10月に実施した「平成28年社会生活基本調査」の結果が公表されました。その調査結果によりますと、6歳未満の子供を持つ夫・妻の家事関連時間(週全体1日当たり)は、夫が1時間23分、(平成23年調査:1時間7分)、妻7時間34分(同:7時間41分)で5年前に比べ、多少、夫の家事関連時間は増加したものの、男性の家事・育児への参画は他の先進国と比べても必ずしも十分ではありません。この調査結果には、各都道府県別の調査結果も公表されていますので、詳しくは、以下ホームページをご覧ください。

:家事関連時間は、「家事」、「介護・看護」、「育児」及び「買い物」の合計時間
http://www.stat.go.jp/data/shakai/2016/kekka.htm

News 2 < スポーツ庁 > 国際競技連盟(IF)で活躍する日本人女性

スポーツ庁では、平成27年度から国際競技連盟(以下、IF)の役員ポスト獲得支援を行っています。スポーツ界における国際的な日本のプレゼンスを高めるばかりではなく、国際的な議論の場に日本人が関わることで多様な意見を交えた戦略やルール作りに貢献しています。事業開始当初17名であった日本人役員の数は、3年間の取組で26名に増加し、2020年までの目標である35名に着実に近づいています。現在、IF役員ポストに就任している日本人女性は国際スケート連盟の平松順子氏、国際ゴルフ連盟の平山伸子氏、世界野球ソフトボール連盟の宇津木妙子氏、国際バスケットボール連盟の三屋裕子氏の4名です。決して多いとは言えない状況ではありますが、スポーツ界における日本人女性の国際的な活躍は今後大いに期待できる領域です。国際女性スポーツワーキンググループ(IWG)では、スポーツ団体における指導的立場の女性の割合を40%にするようにIOCに勧告をしています。また、国内でも2020年までに競技団体における女性役員の比率を30%にする施策目標を掲げ、女性役員育成に取り組んでいます。今後も、国際スポーツ界において指導的立場を担う女性の輩出を支援していきます。


2017年世界野球ソフトボール連盟ソフトボールディビジョン理事会メンバー
及び女性スポーツ委員会メンバー(1列目中央:宇津木妙子氏)

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