男女共同参画センターだより
名古屋市男女平等参画推進センター(イーブルなごや)
指定管理者 アイ・コニックスグループ
2003年に設置された名古屋市男女平等参画推進センターは、2014年に女性会館に移転し、『イーブルなごや』という愛称で新たなスタートを切りました。イーブルとは、「対等」「公正・公平」を意味する「イーブン(EVEN)」と「できる・可能」を意味する「エイブル(ABLE)」を組み合わせた言葉です。
男女平等参画の推進と女性教育の振興を目的に指定管理者が一体的に管理・運営し、仕事、子育て、地域活動、ボランティア活動、悩み事など、女性・男性の多様な生き方を、相談と学習の両面から総合的にサポートするため、相談事業をはじめ、図書資料室や展示を活用した情報の収集・発信、講座・研修事業、市民交流事業、貸室業務などを行っています。
名古屋市の直営事業である「女性のための総合相談」では、家庭や職場、地域などで女性が直面するさまざまな問題について性別役割的見方にとらわれることなく、相談者の気持ちを大切にしながら主体的な解決を目指します。また、相談から見えてくる課題についてセミナー等を実施して相談者の自己決定を支えています。
講座事業では、DV、多様な生き方、女性起業家、職場復帰、女性の再就職支援、WLB、男性の家事育児参画、子育て、エンパワーメントなど男女平等参画の視点から様々な講座を実施しています。また、全ての主催講座に託児が付いています。託児は「親」「子ども」「託児スタッフ」それぞれが成長する場ととらえ、施設ボランティアで子育ての先輩でもある託児の会「たんぽぽ」が担当。託児を通じて、子育ての悩みを相談するなど、交流の場になっています。
今後も、性別にかかわりなく個性と能力を発揮できる「男女共同参画社会」をめざして、様々な事業を展開してまいります。
センター外観
託児風景