「共同参画」2015年 11月号

「共同参画」2015年 11月号

男女共同参画センターだより

こうち男女共同参画センター(ソーレ)
公益財団法人 こうち男女共同参画社会づくり財団(指定管理者)

1999(平成11)年1月に、県市合同で開設されたこうち男女共同参画センター「ソーレ」は、女性と男性が、社会の対等な構成員として、社会のあらゆる分野における活動にともに参画する男女共同参画社会を実現するための活動の拠点となる総合的な施設として設置されました。

愛称である「ソーレ」とは、イタリア語で「太陽」という意味で、南国高知にふさわしい明るいイメージと、「そうれ!」というかけ声とともに「何か始めよう」という意味もこめられています。また、「ソーレ」は、建設にあたっては、県民参加のワークショップで基本計画が策定され、愛称も公募によって決定するなど、県民参画によって完成した施設でもあります。

現在は、こうち男女共同参画社会づくり財団が指定管理者として、管理運営を受託しており、性別・年齢に関わりなく自分の進路を選択でき、それぞれの個性や能力を生かして、仕事や家事、育児、介護、地域活動などの責任を分かち合い、社会のあらゆる分野に男女が共に参画できる男女共同参画社会の実現を目指して、セミナーや講演会の開催、情報収集・提供、女性や男性のための相談などのさまざまな事業を展開しています。

また、毎年開設月である1月には「ソーレまつり」を開催し、記念講演会やソーレ登録団体・グループ等の活動成果発表などを実施し、多くの参加者が意見交換や交流を行う機会となっています。

今後も時代・状況の変化や多様な価値観・ライフスタイルに対応し、誰もが気軽に利用できるセンターを目指して運営を行うとともに、全国の男女共同参画センターや関係機関とも連携を図りながら、県民のみなさまに愛され、たくさんの方々に利用していただける「ソーレ」であり続けられるよう努めていきたいと思っております。

ソーレ外観イラスト