「共同参画」2011年 12月号

「共同参画」2011年 12月号

巻頭言

本年9月2日に発足した野田内閣において内閣府副大臣を拝命した中塚一宏です。男女共同参画のほか、金融担当等の副大臣も務めています。

就任直後の9月16日に、米国サンフランシスコにおいて開催された「APEC女性と経済サミット」に日本政府首席代表として参加しました。会議では、日本社会の指導的地位における女性比率を3割にすることを目指すことを含め、政府全体の男女共同参画の前進に尽力し、女性の起業支援のための金融包摂に関する国際取組に積極的に参加すること等について発言しました。また、米国のクリントン国務長官、UN Womenのバチェレ事務局長を始め、各エコノミーの要人やCEOクラス等と有意義な意見交換を行いました。

世界の経済発展にとって、女性の活躍促進は重要な政策であることが今や国際的な共通認識となっていますが、少子高齢化、人口減少社会を迎える我が国にとっては殊に喫緊の課題です。更に、男女ともに、子育てや介護をしながら生活を楽しむことができる、仕事と生活の調和の実現に向けた取組も必要とされています。

皆様のご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

本年も皆様のより一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

内閣府副大臣 中塚 一宏
内閣府副大臣
中塚 一宏

主な予定

2月4日 男女共同参画宣言都市奨励事業(徳島県鳴門市)