「共同参画」2008年 6月号

「共同参画」2008年 6月号

リレートーク

Relay Talk 1 ウィルながおかフォーラム実行委員 永井朝雄

  • ウィルながおかフォーラム実行委員 永井朝雄
  • 先ず以て、平成16年の中越大地震・19年の中越沖地震に対して、全国の皆様から温かいご援助を賜りましたことを被災者の一人として厚く御礼申し上げます。

    私は、長岡市合併前から男女共同参画懇談会に参加し、その流れで現委員をさせていただいています。昨年内閣府主催のヤングリーダー会議に参加したのですが、皆さんは熱い思いを持って素晴らしい活動をしているんだなーと感激しました。そんな中、男女平等をあまり考えない代表の一人として参加してもいいものだったのかと改めて噛み締めています。

    10市町村が合併した新長岡市において、限られた予算の中で効率的かつ次に繋がる螺旋状的な活動がいかにできるか、委員全員で頭をつき合わせています。職業上「男女」というよりも「人として」というスタンスに立って微力ながらジワジワと浸透していければと思います。

Relay Talk 2 福島県男女共生センター 長沢涼子

  • 福島県男女共生センター 長沢涼子
  • 2006年に大ヒット上映された映画「フラガール」。福島県いわき市の常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)の物語です。(最近舞台化も決まりました!)

    母、娘、フラの講師という各世代の女性の生き方に、私ももちろん、見た人誰もが共感し、感動の渦に巻き込まれた映画館が涙と笑いでいっぱいになったのを覚えています。きっとプロデューサーご自身が、男性社会といわれる映画の世界でチャレンジし続けてきた女性だからこその表現なのかもしれません。(プロデューサーは石原仁美さんです。)

    この映画は、私たちの世代があたりまえのように手にしている自由が、実は先輩達の努力の上に成り立っているのだということを教えてくれました。同時に、次の世代にもっと生きやすい社会を残していくために、自分には何ができるだろう?と考えさせられます。