1.開催
令和2(2020)年6月9日、アジア・太平洋地域における新型コロナウイルス感染症の流行へのジェンダーの視点に立った包括的な応急対応や経験、新型コロナウイルス感染症の流行収束後に向けた政策を共有するため、UN Women(国連女性機関)アジア・太平洋事務所が女性やジェンダー平等を担当する各国大臣に呼び掛け、オンラインによる会合を開催しました。
本会合には、日本のほか、豪州、バングラデシュ、カンボジア、フィジー、インド、ミャンマー、フィリピン、韓国、タイの計10か国が参加し、各国の経験・知見の共有が行われました。
2.日本からの出席者
日本からは、池永肇恵・男⼥共同参画局長が出席し、我が国では総理大臣をトップとし全閣僚が参加する「新型コロナウイルス感染症対策本部」で決定した「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」に、新型コロナウイルス感染症対策を講じるに当たっては、女性に与える影響を十分に配慮することが重要である旨を明記したことや、地方自治体が設置する292のDV相談センターにおける相談や支援業務の継続を依頼するとともに、新たに24時間の電話相談、チャット、メールでの相談を含む相談窓口を開設するなど、DV対応を強化していることなどについて発言しました。