言われてガックリきた一言・言って「しまった!」という一言
2月18日に行われた『ファザーリング全国フォーラムin滋賀』にて、ご来場の方々にアンケートをお願いしました。その中で、「家事・育児にがんばっているのに、パートナーから言われてガックリした一言(女性の場合、言ってしまった一言)を教えてください」という質問に、たくさんの回答が寄せられました。
「あるある!」「身につまされる・・・」「私もうっかり言ってしまっているかも」など、とても他人事とは思えない?シチュエーションが多いのではないでしょうか。
え?!まだまだなの?
- 4:6くらいの割合でやっていると思っているのに「まだまだ働きが足りない」と妻から言われたとき。(男性・40代)
- 「育児してると思ってるかもしれんけど全然やで」(男性・30代)
- 落第点と言われたことか。せめて、まぁまぁと言ってほしい。(男性・50代)
- (やったけど)気づいてもらえなかったです。(男性・40代)
私のやり方でお願いね
- 片付けをしてくれたのに「元の位置にちゃんと直して!」と私のやり方でやってくれてなかったと怒ったこと。(女性・30代)
- 洗濯物を干してもらったあとに、やり直して、こんな干し方では乾かない、と言ってしまったこと。(女性・40代)
- 妻を助けようと思って朝食をつくったが、「これではなく別のものをつくろうと思っていたのに」と言われたことがあります。(男性・40代)
ありがたいけど、ついムカつく
- 「協力するよ」と言ったら「その時点で上から目線だし~」と言われた。(男性・30代)
- 「ほめられるかなと思ってやったんだけど・・・」としょんぼり言われて、ほめられたいんや…とちょっとその時は子供みたいと思ってがっかりしました(笑)(女性・30代)
- コンロの掃除を一生懸命やってくれたパートナーが、あまりにアピールするので、ムカついて「私は毎日生ゴミの三角コーナーを掃除してる!」と素直に感謝できなかった。(女性・30代)
それ、男性差別?
- 子供が泣いて泣いて、泣き止まなくて困っているときに、妻がやってきて「ママじゃなきゃダメなんだよね~」と言って母乳をあげてスッと寝かせたとき。(男性・30代)
言われた男性にすればまさにショック、でも第三者から見ると、ちょっとほほえましいエピソードの数々。ご回答いただいた皆さん、ありがとうございます。
日頃家事や育児をがんばっている男性も、時にはぼそっと愚痴りたいし、がんばった部分はほめてほしくなったりする。女性側は感謝しつつも、時にはつい反発したり、自分のやり方と違えば文句を言ってしまったりもする。でもそれが自然な人情だと思います。ただ、もしも煮詰まったら、まずは深呼吸して、お互い相手の立場に立ってみる。ちょっとした思いやりを忘れないでおこう、と心にとめておくだけで、ケンカがひとつ減るかもしれません。
最後はアンケートの中から、思わずほっこりあたたかい気持ちにさせられた回答をいくつかご紹介します。
- けんかをしていても「愛しているから、心配やから」と言ってもらえるステキなパートナーです。(女性・30代)
- 私がいないとき、いつも豪勢な夕食を作ってくれます。ありがとう。(女性・40代)
※回答の真意を損なわない範囲で若干修正させていただいています。