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UN Women

経緯

 2010年7月の国連総会決議において、既存のジェンダー関連4機関(ジェンダー問題事務総長特別顧問室(OSAGI)、女性の地位向上部(DAW)、国連婦人開発基金(UNIFEM)、国際婦人調査訓練研修所(INSTRAW))を統合し、2011年1月に、新たな機関が、「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UN Women)」として発足することが決定されました。UN Womenの設立は、国連改革の課題の一環として実現され、より大きな効果をもたらすために、4機関の財源及び権限が統合されました。
 ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを最優先事項と位置付けてきたパン・ギムン国連事務総長は、「UN Womenは、世界でのジェンダー平等の促進、機会の拡大等に関する国連の取組を大いに高めるだろう」と述べています。

初代事務局長

 初代UN Women事務局長(国連事務次長)として、前チリ大統領のミチェル・バチェレ氏が任命されました。
 バチェレ氏は、彼女のキャリアを通して、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを支持してきました。大統領在任中も、女性と子どものための社会保護プログラムや、託児所の設置等に取り組んできました。
 バチェレ氏のリーダーシップのもとに、世界、地域、国レベルでのジェンダー平等と女性のエンパワーメントに関する任務を行っていくことになります。

執行理事国

 UN Womenには、41カ国からなる執行理事会が設置されています。2010年11月に行われた執行理事会理事国選挙において、我が国は同機関の初代執行理事国に選出されました。任期は3年です。我が国は、執行理事国として、国連における女性分野の活動が、より効率的・効果的に実施されるよう、同機関の活動に積極的に貢献していく考えです。

ビジョン、優先課題領域

 UN Women 執行理事会の初会合が本年1月24日から26日に開催され、バチェレ事務局長より、UN Women のビジョン、5つの優先課題領域等が紹介されました。

◆ビジョン
男性と女性が平等な機会と能力を持ち、開発、平和、安全に関する課題において、ジェンダー平等の原則が根付くこと。
◆優先課題領域
1) 女性のリーダーシップと参画を拡大
2) 女性と女児に対する暴力の根絶
3) 女性・平和・安全アジェンダ履行の強化
4) 女性の経済的エンパワーメントの強化
5) 計画策定と予算編成におけるジェンダー平等の優先

UN Women執行理事会年次会合の開催

 本年6月27日~30日に国連本部において、執行理事会年次会合が開催され、「UN Women戦略計画2011~2013年」が決定されました。同計画の優先課題領域は、次の6つの項目です。

◆優先課題領域
1) 女性のリーダーシップと参画を拡大
2) 女性の経済的エンパワーメント及び機会の増進
3) 女性と女児に対する暴力の予防及びサービスへのアクセス拡大
4) 平和・安全・人道的対応における女性のリーダーシップの拡大
5) あらゆるレベルの計画と予算におけるジェンダー平等への対応の強化
6) ジェンダー平等と女性のエンパワーメントに関するグローバルな規範、政策、基準の構築

UN Womenホームページ