男女共同参画局メールマガジン第167号(H20.6.27発行)


☆男女共同参画情報メール第167号(H20.6.27発行)
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◆◆ 男女共同参画局から ◆◆

●男女共同参画会議(第29回)の開催について
  6月13日、男女共同参画会議(第29回)が開催されました。
会議では、「高齢者の自立した生活に対する支援に関する監視・影
響調査」最終報告について意見交換の後、男女の違いにきめ細かに
対応した高齢者の自立支援の具体的施策についての決定がされまし
た。
 また、「地域における男女共同参画推進の今後のあり方について」 
中間報告について、意見交換が行われました。
 さらに、男女共同参画会議に置かれた各専門調査会の今後の調査 
の進め方が議題とされ、監視・影響専門調査会については、新たな
経済社会の潮流の中でひとり親世帯をはじめとする生活困難を抱え
る男女についての調査審議を行うこととされました。
   http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/gijisidai/ka29-s.html


●高齢者の自立した生活に対する支援に関する監視・影響調査
  報告書について
  
 男女共同参画会議監視・影響調査専門調査会では、「高齢者の自 
立した生活に対する支援」というテーマで、高齢男女の自立を支援
するための施策の在り方を提言する報告書を6月13日に取りまと
め、同日、男女共同参画会議において「高齢者の自立した生活に対
する支援について」が意見決定されました。
 国民の5人に1人が65歳以上の高齢者ですが、その6割近くを占 
めるのが女性です。85歳以上では女性が実に7割以上を占め、高齢
社会の問題はまさに女性の問題といえます。
 また、高齢期の状況には、働き方や家族の持ち方など若い時期か 
らのライフスタイルの影響が色濃く顕れます。
 今回の報告書では、このような高齢男女をめぐる状況について、 
若い時期からのライフスタイルとの関連も含めて分析した上で、男
女の状況の違いに配慮した効果的な支援の在り方を提言しています。
詳しい内容については、下記URLからご覧いただけます。

http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kansieikyo/senmon/houkoku-kourei.html

●「地域における男女共同参画推進の今後のあり方について」中間
  報告について

 男女共同参画会議・基本問題専門調査会は、「地域における男女
共同参画推進の今後のあり方について」(中間報告)をとりまとめ、
6月13日の男女共同参画会議で報告しました。
 この中間報告では、男女共同参画の視点で地域の課題を解決し、 
地域における男女共同参画を推進していくためには、新たな取組の
段階、すなわち男女共同参画の「第2ステージ」への移行が必要で
あることを掲げています。具体的には、従来の知識習得や意識啓発
を中心とした取組から、地域の課題解決のための実践的活動中心の
取組への展開が大きな枠組みとなっています。そして、このような
取組を進める際には、地域における多様な主体の参画、ワーク・ラ
イフ・バランスへの配慮、地域の実情の考慮、国際的な活動との連
携を重視するべきであるとしています。また、地域における男女共
同参画推進の拠点としての男女共同参画センター等の役割の重要性
をはじめ、地域の様々な組織・団体の連携・協働、国や地方公共団
体の支援や連携、人材育成等の重要性について述べています。
今秋に最終的な報告書が取りまとめられます。
   http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/tiikisankaku.pdf

●「女子差別撤廃条約実施状況第6回報告等について聞く会」の
  開催

 男女共同参画推進連携会議企画委員会主催の「女子差別撤廃条約
実施状況第6回報告等について聞く会」が、6月17日(火)、三田
共用会議所にて開催されました。
 初めに、本年4月に国連に提出された女子差別撤廃条約実施状況 
第6回報告について、男女共同参画局より、報告が行われました。
続いて、林陽子女子差別撤廃委員会委員から、委員会第40会期の
概要等、女子差別撤廃委員会についての報告があり、その後、以上
の報告について、質疑応答が行われました。
 最後に、男女共同参画に関する最近の動きに関し、男女共同参画 
局より、①平成20年版男女共同参画白書、②地域における男女共同
参画推進の今後のあり方、③「高齢者の自立した生活に対する支援
に関する監視・影響調査」報告について、説明が行われました。


●男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰
  内閣府では、今年度から、多年にわたり男女共同参画社会に向け
た気運の醸成等に功績のあった方や、各分野において実践的な活動
を積み重ね、男女共同参画の推進に貢献してきた方などを内閣総理
大臣から表彰することとし、6月26日に表彰式が行われました。
今年度の受賞者は下記のとおりです。
(50音順:敬称略)
赤水照子(しまね女性会議会長)
淺岡美惠(特定非営利活動法人気候ネットワーク代表)
伊藤さなゑ(元JA全国女性組織協議会会長)
井原理代(香川県男女共同参画審議会会長)
岩佐郁子(宮崎県男女共同参画審議会委員)
遠藤宮子(福島県女性団体連絡協議会会長)
川瀬啓子(広島県男女共同参画審議会会長)
坂井眞壽子(熊本県人権擁護委員連合会長)
神宮由美子(栃木県女性団体連絡協議会会長)
利谷信義(前(社)農山漁村女性・生活活動支援協会会長)
原楫(前長野県男女共同参画推進県民会議会長)
伏見妙子(宇津木妙子)(元ソフトボール女子日本代表チーム監督)


●女性のチャレンジ賞・支援賞・特別部門賞表彰(男女共同参画担
  当大臣表彰)
 内閣府では、起業、NPO法人での活動、地域活動等にチャレン 
ジすることで輝いている女性個人・女性団体・グループや、そのよ
うなチャレンジを支援する団体・グループを男女共同参画担当大臣
より表彰しており、6月26日に表彰式が行われました。
 今年度の受賞者は下記のとおりです。 
(50音順・敬称略)
女性のチャレンジ賞
 グリーンレディースにかほ(代表:菊地紀子) 
 谷あゆみ(谷厩舎経営) 
 村山由香里((株)アヴァンティ代表取締役社長) 
 山本文子(NPO法人いのちの応援舎理事長) 
女性のチャレンジ支援賞
 NPO法人フローレンス(代表理事:駒崎弘樹)  
女性のチャレンジ賞特別部門賞
(本年度の特別部門は「環境」です。)
 江崎貴久((有)オズ代表取締役) 
 NPOグリーンコンシューマー高松(代表:勝浦敬子) 
 NPO法人スペースふう(代表:永井寛子)  


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◆◆ お知らせ ◆◆

●「ねんきん特別便」(年金記録の確認にご協力ください)

 昨年12月から本年10月までに、すべての年金受給者・現役加入者
の方に「ねんきん特別便」をお送りしています。お手元に届きまし
たら、年金記録に「もれ」や「間違い」がないか十分にご確認をお
願いします。
 年金記録が変われば、正しい年金額をお受け取りいただけること 
になり、年金額が増える可能性が高いので、十分にご確認ください。
 「もれ」や「間違い」がある場合も、ない場合も、必ずご回答を 
お願いします。
 特に、青い封筒で「ねんきん特別便」が届いた方は、年金記録に 
「もれ」がある可能性が高い方ですので、まだご回答いただいてい
ない方はご注意ください。
URL http://www.sia.go.jp/top/kaikaku/kiroku/tokubetsubin/index.html

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●男女共同参画情報メールについて
男女共同参画情報メールは、隔週金曜日に配信することとしています。
次号は、7月11日(金)に配信する予定です。

□本メールは配信専用となっております。配信の中止、変更、御意見
等は下記URLへお願いいたします。

○配信中止・配信先変更
 http://www.gender.go.jp/magazine/joho-mail.html
○バックナンバーの閲覧
 http://www.gender.go.jp/magazine/backnumber.html
○情報メールについての御意見等
 http://www.gender.go.jp/magazine/goiken.html

編集・発行 : 内閣府男女共同参画局
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TEL 03-5253-2111(代表)

                                                                
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