- 日時: 平成20年12月25日(木) 13:00~15:00
- 場所: 永田町合同庁舎第1共用会議室
(出席委員)
- 佐藤
- 会長
- 植本
- 委員
- 岡島
- 委員
- 鹿嶋
- 委員
- 勝間
- 委員
- 川島
- 委員
- 川本
- 委員
- 小室
- 委員
- 杉山
- 委員
- 高橋
- 委員
- 武石
- 委員
- 永木
- 委員
- 羽入
- 委員
- 牧野
- 委員
(議事次第)
- 開会
- 「多様な人々の能力発揮を実現する仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)推進のあり方」について
- その他
- 閉会
(主な発言は以下の通り)
○「多様な人々の能力発揮を実現する仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)推進のあり方」について
- ワーク・ライフ・バランス(以下「WLB」とする。)が、福利厚生として捉えられている場合がまだ多く、WLBが日本の戦略であり、企業の戦略であるというメッセージ性を打ち出した方がよい。
- 男女共同参画という視点を踏まえて、WLBを進めながら、同時に女性の活躍をどう進めていったらいいのか、そうした両者の関係に少し重点を移して議論を進める。
- 非正規雇用の問題が全体の中で弱いという印象がある。非正規雇用の均衡処遇などについても取り込んで議論した方がよい。企業インタビュー先として、そういうことに取り組んでいる流通関係の業種も入れたらよいと思う。
- 仕事と生活の調和憲章には、仕事と生活の調和が実現した社会の姿の一つとして就労による経済的自立が可能な社会が挙げられている。WLBの実現には、その土台として経済的自立というものあり、当然それも念頭に置きながら議論をしていきたい。
- WLBの制度はあっても活用の仕方を知らない人もいる。部下がどのような権利を持っているかの説明を管理者に義務付けた企業もあり、企業インタビューでは、そうした取組を詳しく聞いて欲しい。
- 企業インタビューでは、WLBの取組みにより仕事にどうプラスにでたのか、業績が上がったのか下がったのかといったことを聞いて欲しい。
○男女の能力発揮とライフプランに関する調査について
- 他の調査では初職継続者が少なく、出産・育児の段階で既に転職している人も多かった。初職の離職理由を聞いただけで、出産・育児を理由に辞めた人がどれだけとれるか心配である。
- WLBの推進は重要な指標であるが、どのような質問でそれを採るのか丁寧に考えた方がよい。
- 残業時間、労働時間、収入、子どもの人数など数字の把握もした方がよい。
- 仕事をしたいという人を前提にした設問になっている印象を受ける。
○雇用者以外の就業者のWLBについて
- 雇用者以外の就業者は非常に多様であり、女性に絞るとか、職種を選ぶとか、やり方に工夫をした方がよい。
(以上)