第11回男女共同参画基本計画に関する専門調査会議事要旨

(開催要領)

  • 開催日時: 2005年6月30日(木) 10:00~12:00
  • 場所: 経済産業省別館1111号会議室

出席委員:

会長
岩男 壽美子 武蔵工業大学教授、慶應義塾大学名誉教授
委員
石川 哲也 神戸大学教授
神田 道子 独立行政法人国立女性教育会館理事長
五條 満義 東京農業大学助教授
桜井 陽子 財団法人横浜市女性協会 横浜女性フォーラム館長、男女共同参画相談センター長
佐藤 博樹 東京大学教授
竹信 三恵子 朝日新聞記者
寺尾 美子 東京大学教授
林 誠子 日本労働組合総連合会副事務局長
原 ひろ子 城西国際大学大学院客員教授、お茶の水女子大学名誉教授
古川 貞二郎 前内閣官房副長官
古橋 源六郎 財団法人日本交通安全教育普及協会会長
山口 みつ子 財団法人市川房枝記念会常務理事

(議事次第)

  1. 開会
  2. 中間整理についての意見募集、公聴会の結果等について
  3. 報告書案について
  4. その他
  5. 閉会

(配布資料)

資料1
「男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の基本的な方向についての中間整理」に対する意見募集の結果について [PDF形式:163KB] 別ウインドウで開きます
資料2
男女共同参画基本計画改定についての公聴会意見概要 [PDF形式:54KB] 別ウインドウで開きます
資料3
男女共同参画会議(第18回)議事要旨

(概要)

○中間整理についての意見募集結果、公聴会意見概要について報告が行われた。

○報告書案について検討が行われた。

(1.政策・方針決定過程への女性の参画の拡大)

  • 国家公務員の短時間勤務制度の導入については、定員管理の仕組を変えないと実行できないので、それについて触れるべきである。

(3.雇用等の分野における男女の均等な機会と待遇の確保)

  • 男女間の格差是正について、ポジティブ・アクションだけでなく同一価値労働同一賃金の原則や間接差別に関する記述を入れた方がよいのではないか。

(4.農山漁村における男女共同参画の確立)

  • 実態として女性が一人で経営している場合でも、税の申告などの際に女性が経営主として所得が認められないことなどについて焦点を当てる必要があるのではないか。
  • 農業者年金については、近年加入の条件が変わって農業従事者は全員が加入できるようになったが、それを知らないで中間整理に意見を出してきている場合があるので、周知徹底を図る必要がある。また、各種制度の普及拡大について触れるべきではないか。

(8.生涯を通じた女性の健康支援)

  • 性教育について記述をさらに検討すべきである。

(11.地球社会の「平等・開発・平和」への貢献)

  • 国際規範・基準の翻訳・普及については、積極的に取り組む、行うなどとするべきである。

(以上)