男女共同参画推進連携会議「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組推進」チーム 第2回会合 議事概要


  • 日時:平成26年6月16日(月)13時~15時
  • 場所:中央合同庁舎8号館「416会議室」

議題

  1. 開会
  2. 防災・復興に関する取組状況について(報告)

    (1)石井美恵子議員説明

    (2)柿沼トミ子議員説明

    (3)「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組推進」チーム活動に関するアンケート結果(事務局説明)

  3. 意見交換
  4. 閉会

出席者(順不同)

(チームメンバー)
石井美恵子議員、犬塚協太議員、金山富士子議員、片岡麻里氏(浅野万里子議員代理)、平川真理子議員、後藤弘子議員、上松由紀子議員、柿沼トミ子議員、竹下和子議員、古澤恭一議員、峯山久恵氏(福田珠子議員代理)、糸数久美子議員、高瀬幸子議員、松井比呂美議員、大倉多美子議員、小縣悦子氏(近藤芳子議員代理)、浦郷由季議員、鳥澤文彦議員、棚田美津子議員、西村澄子議員、小林五十鈴議員、南部美智代議員、長澤幸江議員

(内閣府)
東 男女共同参画局総務課長、澤井 男女共同参画局男女共同参画推進官、酒井 男女共同参画局総務課政策企画調査官、土井 男女共同参画局総務課地域・防災チームリーダー


議事概要

(防災・復興に関する取組状況について(報告))

石井美恵子議員より、資料1に基づき、東日本大震災の避難所から見えてきた課題について説明が行われた。
柿沼トミ子議員より、資料2に基づき、東日本大震災時における全国地域婦人団体連絡協議会の取組状況等について説明が行われた。
事務局より、事前にチームメンバーから提出のあった男女共同参画推進連携会議「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組推進」チームに関するアンケート結果について説明が行われた。
防災・復興に関する取組について、主な意見交換内容は以下のとおり。
  • チームメンバー団体が連携していくことは非常に重要であり、団体間でお互いの活動を知り、コラボレーションを進めていくことが必要ではないか。
  • 避難所の環境を整える際、行政だけでは出来ないこともある。有事において円滑に連携を図れるように、普段から連携を図ることが必要ではないか。
  • 仮設住宅に居住する女性の高齢者等からは「生き甲斐がない」といった声も聞く。時間の経過とともに必要となる支援が変わってくるため、復旧・復興の段階毎で連携相手も変わってくることを考慮した上で、団体間で連携を行うべきではないか。
  • 性的暴力による被害や家庭内暴力など、復興が長引くにつれて2次的な被害が増加していると聞く。これらの被害を防ぐためにも、仮設住宅の設置・運営等に男女共同参画の視点を取り入れていくことが重要。
  • 女性の活躍がもっと進んでいれば、被災後の復旧・復興の場面でも、女性や子ども等にも配慮した、行き届いた対応ができたのではないかという反省がある。様々な分野での女性の活躍が今以上に必要である。
  • 放射性物質やエネルギー問題などについても、女性の視点で考えていくことが必要ではないか。
  • 震災直後から様々な問題が発生しているが、世界に3.11を忘れられることがないように取組を行うことが必要ではないか。
  • 来年の第3回国連防災世界会議に向けた取組を行うなど、本チーム活動の目的を明確化すべきではないか。

(今後のチーム活動について)

各団体で防災・復興に関する取組はなされているが、「男女共同参画の視点」を取り入れた取組を更に進めるため、次回は「防災・復興における男女共同参画の視点」について勉強会を行うことが提案された。