(コーディネーターの互選)
横田議員が正コーディネーターに、飯田議員が副コーディネーターに選出された。
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(自己紹介)
チーム活動を行う上で、女性の起業に関連した自身の取組等を含め、各議員が自己紹介を行い共有した。
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(今後のチーム活動について)
○栗原氏より、資料3に基づき、株式会社日本政策投資銀行の取組について報告された。
○横田議員より、資料4に基づき、株式会社コラボラボの取組について報告された。
○今後のチーム活動の方向性について、主な意見交換内容は以下のとおり。
- ビジネスコンテストをたくさん立ち上げることよりはむしろ、女性起業家にどのような支援を行うかが重要であると思う。支援の在り方として大きく3つある。まず、ネットワーキングの場の提供。東京だけでなく、その他の地域にも設けていく必要がある。次に人材マッチング。女性起業家に営業経験者や人材開発等を紹介する場の提供が必要である。さらに、大企業とのマッチング。起業家の信頼性を高めることを構造的に行っていく必要がある。
- 女性は子育てや介護等の課題を抱えており、利用できる支援の情報を取りに行く余裕がない。特に地方部においてビジネスコンテスト等いろいろな機会を利用できることをアピールしてほしい。
- 日本政策投資銀行では新規性、事業性、経営者の情熱の3つの軸で評価を行っている。特に経営者の情熱は重要で、失敗経験を消化できるかどうかをみている。意欲ある女性起業家は、ひとつつまずいても起き上って別の事業を起こしている。継続していくだけの情熱があるかどうかが分岐点になる。
- せっかく起業を志しても適切な支援が得られず、メンターもいないため、廃業してしまう女性もいる。こういった弱い立場にある者の支援をこの場で考えると喜ばれるのではないか。
- メンターの存在は大きく、気持ちを支えてくれる人がいてくれると事業を継続できる。支援を受けられる環境づくりが大切。また、起業までいかなくても社会と接点を持つことの重要性を伝えられたらよい。
- 女性起業家であるがゆえの強み・弱みがあると思うので、そこを分析して支援できないか。
- 「女性の起業ビジネスコンテスト展開」というチーム名であるが、ビジネスコンテストを実施することを志向していない。むしろ改名して女性起業家に幅広い支援を行っていくべきではないか。
- 自分はビジネスコンテストに応募した経験があるが、ビジネスコンテストに応募するメリットとして、今後どのように事業を展開するかビジネスプランを深く考えることができた点が挙げられる。
- 地域に根ざした小規模な起業支援を考えるのはどうか。実際の起業家から話を聞きながら、具体的にどのような支援ができるか話ができればよい。本チームメンバーは、様々な起業家支援の手段やネットワーク、人脈を持っていると思うので、次回以降に共有していきたい。
- 起業支援策の全体像を把握するべきではないか。国の中小企業支援施策の情報を経済産業省から提供してほしい。
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(次回の会合について)
- 次回までに事務局にて、チームメンバーが持っている起業家支援の手段、ネットワーク等を整理し、意見交換を行うこととする。またチームメンバーが話を聞きたい起業家等がいれば次回以降にヒアリングすることを検討する。経済産業省には資料の提供を依頼する。次回は7月頃を目途に日程調整を行う。
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