今後の進め方について(専門調査会の設置について)

  • 平成13年4月3日

[基本的考え方]

男女共同参画会議の審議をサポートするため、重要事項及び専門的な知識を必要とする事項について、専門調査会を設置する。既に、会議の下に、仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会が設置されているが、新たに以下の専門調査会を設置する。

[設置する専門調査会]

基本問題専門調査会

男女共同参画社会の実現のための基本的な問題として、その基本理念・哲学、国内本部機構の在り方、目標とすべき指標などについて調査検討を行う。

女性に対する暴力に関する専門調査会

男女共同参画基本計画で対象としている、夫・パートナーからの暴力、性犯罪、売買春、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為の各分野を念頭におきつつ、今後の施策の在り方などについて調査検討を行う。

苦情処理・監視専門調査会

政府の施策を始めとして、あらゆる社会システムへ男女共同参画の視点を反映させる観点から、各省庁において男女共同参画基本計画が着実に実施されているかについて調査検討を行う。

影響調査専門調査会

政府の施策を始めとして、あらゆる社会システムへ男女共同参画の視点を反映させる観点から、女性のライフスタイルの選択に大きなかかわりを持つ諸制度・慣行など、男女共同参画社会の形成に影響を及ぼす政府の施策などについて調査検討を行う。

[各専門調査会における当面の検討の進め方]

4~5月にかけて専門調査会をそれぞれ3回程度開催し、調査検討の進め方、当面の具体的テーマ等について各専門調査会において議論する。次回第3回の男女共同参画会議の場で、それらの検討結果について各専門調査会から報告を受け、各専門調査会の当面の検討の進め方を決定する。