6 国連の取り組み
今回の会議には経済社会理事会への諮問的地位を有するNGO、又は第4回世界女性会議への参加の認証を受けたNGOしか参加できません。そのため、より多くのNGOの意見を同会議に反映させるために、様々なNGOの意見を集約したNGOのグローバルなオルタナティブ・レポートを作成することが、第43回国連婦人の地位委員会(CSW)会期中に、CONGO(Conference Of Non-Governmental Organizations in consultative relationship with the United Nations:経済社会理事会の諮問的地位を有するNGOの連合)により合意されました。このグローバルなNGOオルタナティブ・レポートは、まず、各国政府が作成した「北京行動綱領の実施状況に関する各国政府への質問状」への回答に対して各国のNGOがオルタナティブ・レポートを作成し、その各々のレポートを基に地域レポートとしてとりまとめ、最終的には地域レポートに基づいてグローバルなレポートを作成することになっています。
NGOレポート作成までのタイム・テーブル
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*~1999年8月:
各国でオルタナティブ・レポート作成。 -
*1999年8月~12月:
NGO地域会合開催。各国レポートを地域レポートにとりまとめる。 -
*2000年3月(第44回CSW開催時):
グローバルNGOオルタナティブ・レポートの確定。 -
*2000年6月3~4日「NGOワーキング・セッション*」 /6月5~9日「女性2000年会議」:
グローバルNGOオルタナティブ・レポート公表。
NGOワーキング・セッション*とは?:ニューヨーク国連本部の施設において、女性2000年会議に出席する予定のNGOのために、同会議に先立ち開催される。したがって、経済社会理事会への諮問的地位を有するNGO、又は第4回世界女性会議への参加の認証を受けたNGOのみ参加が許される。
* 詳細な情報はCONGOのホームページを御参照下さい。