第3回東アジア男女共同参画担当大臣会合

平成21年6月25日(木)~26日(金)、武川恵子内閣府大臣官房審議官が小渕優子内閣府特命担当大臣(男女共同参画)の代理として出席し、基調スピーチ及び分科会での発表を行った。また、会合の合意文書として「ソウル閣僚共同コミュニケ」が採択された。

  1. 日程及び場所
    • 6月25日(木)及び26日(金)、韓国(ソウル)
  2. テーマ
    • 優先テーマは、「経済危機と女性」。その他、分科会のテーマは、「気候変動及び低炭素のグリーン成長」、「男女共同参画に基づく情報社会」、「ガバナンス及び女性の政治参画」及び「女性に対する暴力」。

      分科会では、日本からは、「女性に対する暴力」について発表。

  3. 参加国・機関
    • 東アジア11カ国(ブルネイ、日本、カンボジア、タイ、マレーシア、中国、インド、インドネシア、韓国、フィリピン、ベトナム)、オブザーバー3カ国(パキスタン、スリナム、ウズベキスタン)及び2国際機関(国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)及び国連開発計画(UNDP))が参加した。
      (参考)欠席は、オーストラリア、ラオス、ニュージーランド、シンガポール、ミャンマーの5カ国。

  4. ソウル閣僚共同コミュニケ概要
    • 会合の最後に、ソウル閣僚共同コミュニケが採択された。

      コミュニケでは、世界的な経済危機や環境問題が女性にもたらす影響について述べるとともに、分科会テーマに関連した、(1)環境に配慮した成長を通じた持続的発展、(2)包括的なデジタル経済、(3)ガバナンス及び女性の参画とリーダーシップの促進、及び、(4)女性の安全と健康のための社会保護、に向けた方向性、並びに、男女共同参画のための戦略的パートナーシップとして、男女共同参画の主流化のための協調及び能力構築・評価及びフィードバックのためのネットワーキングに向けた方向性を示している。

  5. 次回開催について
    • 第4回会合は、2011年にカンボジアで開催される予定

  6. 資料
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