第45回国連婦人の地位委員会について

  • 内閣府男女共同参画局
  1. 第45回国連婦人の地位委員会が平成13年3月6日~17日まで国連本部(ニューヨーク)において開催され、政府関係者約700名、NGO約300名が参加した。日本政府代表団としては、目黒依子婦人の地位委員会日本代表をはじめ、外務省、内閣府、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国連日本政府代表部から計14名が出席した。

  2. 会議では、各国における北京行動綱領及び女性2000年会議成果文書実施のための取組を中心としたステートメントの発表、「女性・女児とHIV/AIDS」及び「ジェンダーとあらゆる形態の差別、特に人種主義、人種差別、排外主義と関連する不寛容」をテーマとしたパネルディスカッション、決議、合意結論等に向けた討議並びに今後の婦人の地位委員会の作業方法の検討が行われた。

    我が国のステートメントでは、男女共同参画基本計画の策定、推進体制の強化、人間の安全保障の観点の取込み、児童の商業的性的搾取に反対する世界会議の開催等の我が国における取組をアピールするとともに、その重要性についての注意を喚起した。

  3. 会議の主な成果として、以下の決議及び合意結論が採択された。

    (1)
    決議
    • 「パレスチナ女性の状況及び支援」、「武力紛争下で人質・監禁された女性・児童の救済」、「アフガニスタンにおける女性と女児に対する差別」、「国連システムにおける全ての政策・計画へのジェンダー視点の主流化」、「婦人の地位委員会における多年度作業計画(2002~2006年)」
    • * 「婦人の地位委員会における多年度作業計画(2002~2006年)」において決定された今後5年間の協議テーマは、別紙1のとおり。
    (2)
    合意結論
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