2010APEC女性リーダーズネットワーク(WLN) 講師紹介ページ

分科会5

ニュービジネス:「新機軸を担うニュービジネスとその未来」
(アジア女性経済会議)

ドン・ティ・ミンチョウ氏 バ・リア・バン・タウ中小企業連合 副議長
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ドン・ティ・ミンチョウ氏
バ・リア・バン・タウ中小企業連合 副議長

講師略歴


ドン・ティ・ミンチョウ氏は、中央集権制経済から市場経済への転換を目指し、ベトナム政府が「ドイモイ」政策を導入した1987年にそのキャリアを開始した。ホーチミン市大学でフランス語を指導した後、観光及び投資コンサルタント業務を専門に、ベトナム拠点の多国籍合弁企業に勤務。同氏の言語能力とプロフェッショナリズムは、急速に成長する外資系企業にて高く評価された。

1993年、外国人のベトナム文化及びビジネス環境への理解増進を目的とする、ベトナム初の100%民間出資観光サービス会社「ミンチャオ(貿易観光)社」を設立。民間セクター促進の先駆的存在として、ベトナム女性起業家による輸出志向事業の促進を目指し、CIDA (カナダ)や SDC (スイス)等の国際開発組織との連携も行う。

同氏の主な業績の一つは、カナダのエドモントン市アルベルタで開催された初のベトナム貿易文化展示会「ディスカバー・ベトナム1996」の運営管理である。同イベントは140人のベトナム起業家が出席した。

「カナジアン・ビジネスウィミンズ・ネットワーク・イン・1997」にベトナム代表として参加した際には、女性起業家の発展に努力を傾注し、「カナダと北米に対する商品輸出」に関する数々のワークショップのコーディネートを行った。

過去10年間において、フランス語圏諸国首脳会議の併催イベント第7回フランス語国家ビジネスフォーラム(1999年/カナダ ニュー・ブランズウィック州)、APEC女性リーダーズネットワーク会合(2000年/ブルネイ)、「NAFTA市場への輸出方法」セミナー(2001年/ホーチミン市)、第16回 OWIT (国際貿易に関わ る女性の会)世界大会(2007年/米国フロリダ州マイアミ)、 APEC 女性リーダーズネットワーク会合(2008年/ペルー アレキパ)等の主要な国際会議にて講演者、パネリスト、コーディネーターとして出席している。

霍 虹氏 シノモニターインターナショナル副社長
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霍 虹氏
シノモニターインターナショナル副社長

講師略歴


中国のマーケティング会社シノモニターインターナショナル副社長

(新生代市場監測機構 副総経理)

東京工業大学にて留学、顧客満足度の定量化をテーマに修士課程修了。NTTコミュニケーションズでの勤務を経て、帰国。中国でマーケティング調査のオリジネーター、シノモニターインターナショナル副社長。中国大都市だけでなく、中規模都市の調査もカバーする。北京在住。

ジョアン・ウォン氏 フライシュマン・ヒラード共同経営者 クライアントサービス 業務執行取締役
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ジョアン・ウォン氏
フライシュマン・ヒラード共同経営者
クライアントサービス 業務執行取締役

講師略歴


フライシュマンヒラード 上級副社長兼シニアパートナー アジア太平洋顧客サービス部門取締役

アメリカでもっとも古いPR会社のひとつフライシュマンヒラード社は、世論形成やロビー活動にも寄与している。

キムハ・ワン博士 スマートリーダー・ワールドワイド取締役
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キムハ・ワン博士
スマートリーダー・ワールドワイド取締役

講師略歴


マレーシアの女性起業家賞を7回受賞するキムハ・ワン博士は、情熱、信念、意欲、洞察力を備えたスマートリーダーR ワールドワイドの取締役社長である。

幼児教育の広範な研究を開始した1987年より、児童に関わる仕事に従事。スマートリーダー・クリエイティブ教授方法Rを通し、学習プロセスにおいて子供の集中力を維持するための幼児向けカリキュラムを構築。 優れた教育者でもある。

幼児教育分野にて中核的存在となるというマレーシアの夢を実現すべく、スマートリーダーR ワールドワイド傘下のSRIR カレッジを設立。同カレッジの目的は、幼児教育における正しい指導スキル及び方法を学生に身につけさせること。専門分野は、教育、フランチャイズ管理、英語&コミュニケーション研究である。

フランチャイズ・モデルを通して、同グループはマレーシア国内に300校、フィリピン、タイ、ブルネイ、インドネシア、中東にも150校のスマートリーダーキッズR 児童教養センターを設立している。

強い意志を持った女性として、フランチャイズの概念を基に、世界中にて数百人に上る起業家を成功裏に養成してきた。同組織はASEAN、英国、フランス、スイス、米国にて認められ、国際的な賞の受賞候補にも挙がっている。

その意欲、強い意志、野心こそが、同氏が非常に優れた女性である源なのである。今後の展望は、スマートリーダーRの傘下で小学校・中等学校を設立することである。

マービス・ムリンズ氏マオリ スペクトラム トラスト 会長
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マービス・ムリンズ氏
マオリ スペクトラム トラスト 会長

講師略歴


羊刈小屋から 役員室まで -

3Gスペクトルや未開発地の通信まで -

家族と仕事のバランスを取り -

地球村は私達の目前に -

私達の機会、私達の将来、代替方法を通して

システム構築及び質の高い経営管理に対する専心こそが、私のビジネス成功の理想的な基盤を形成した。牧畜農業の経歴を土台にビジネスへの関心及び活動を拡大。現在は4世代目となる羊毛刈込会社を家族で経営し、年間100万頭以上の羊を取り扱う。同社は、1994年ナショナル・クオリティ・ビジネス・アワード、2008年ニュージーランド・セーフガード・ヘルス&セーフティ・ビジネス・オブ・ザ・イヤー等、数々の国内ビジネス・アワードを受賞している。

マッセー大学でMBAを取得したことが、様々な管理職に従事する上での自信につながった。ランドコープ・ファーミング社、マッセー大学、ポウタマ・ビジネス・トラスト、 テ・フアラヒ・ティカ・トラスト、ハウタキ社、アティハウ・ワンガヌイ社、アオハンガ社にて取締役及び理事を務める。これら管理職の分野は、高等教育、牧畜農業、通信、マオリ経済開発などと多岐にわたる。

多文化の背景を持つことで、多様性や異なる状況・人々に対する共感性を養うことができた。ニュージーランドのマオリ、中国、アイルランドとのつながりを非常に誇りに思うと同時に、これがもたらす責任感を認識している。

公私の関心事は、経済発展(特にマオリの発展)、牧畜農業と土地関連問題を中心とするアグリビジネス、ガバナンス&女性問題の分野である。

私の家族は、主人のコロ、4人の子供、12人の孫、猫2匹、犬2匹。彼らの関心・ニーズは、私達の関心・ニーズなのである。

パワディー・トングタイ博士 タマサート大学 理事
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パワディー・トングタイ博士
タマサート大学 理事

講師略歴


学歴

女性若者研究プログラム 理事

経済学准教授 ジェンダー経済論及び労働経済論を指導

博士号(経済学)ニューヨーク大学 米国

タマサート大学における現職

女性若者研究プログラム 理事

経済学准教授 ジェンダー経済論及び労働経済論を指導

コンサルタント・顧問職

女性、労働、移民、産業化の分野にてUNDP、ILO、 UN ESCAP、UNIDO、 UNCTAD、ADB等の国際機関のコンサルタントとして従事。

政府及び非政府組織での活動

女性の地位向上のための政策及び戦略に向けた国家委員会(首相を議長とする)の常任理事

国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)に関するタイの報告書に向け、女性の経済状況を分析するワーキンググループの議長

2005年 - 2008年:北京行動綱領及びCEDAWの実施を監視すると共に、その他の国際合意にジェンダーの側面が盛り込まれていることを徹底するためのNGO地域ネットワーク「アジア太平洋女性監視機構」の代表

北京行動綱領の実施を監視すると共に、政府、国連、国際的なNGOとタイの女性NGOを連携するための女性NGOネットワーク「タイ女性監視機構」の副代表兼議長

研究及び出版物

ジェンダー及び開発、労働及び社会保護、産業化及びグローバリゼーションの分野にて多数の研究論文及び記事を執筆。最新の論文は「男女共同参画のための開発事例」で、UNDP2010ジェンダーに関するアジア太平洋人間開発報告書の背景資料となった。

受賞

2007年の世界女性デーに、社会開発・人間安全保障省より「国際舞台にて最も優秀なタイ女性」を受賞。

岡 俊子氏 アビームM&Aコンサルティング株式会社 代表取締役社長
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岡 俊子氏
アビームM&Aコンサルティング株式会社 代表取締役社長

学歴

1986年
一橋大学卒業マーケティング専攻
1992年
ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA ファイナンス及びアカウンティングのダブルメジャー
1994年
米国公認会計士試験合格

職歴

1986年~
等松トウシュ ロスコンサルティング(アビームコンサルティングの前身)入社
1993年~
トーマツコンサルティング(グループ内異動)に移籍
2000年~
朝日アーサーアンダーセン入社
2002年9月~
デロイト トーマツ コンサルティング(アビームコンサルティングの前身) プリンシパル
2005年4月~
アビームM&Aコンサルティング(株)(アビームコンサルティングの100%子会社)
代表取締役社長
現在に至る

社外活動

【政府関連】

2005年1月~
内閣府経済社会総合研究所M&A研究会委員
2006年1月~
M&Aフォーラム理事
2008年1月~
対日投資有識者会議委員
2010年3月~
経済産業省 産業構造審議会臨時委員
2010年6月~
経済産業省 産業構造審議会 車両競技分科会 車両競技活性化小委員会
JKA補助事業及び交付金還付事業のあり方検討ワーキンググループ委員

【民間・その他の機関関連】

2005年1月~
シナジー・キャピタル株式会社 取締役
2006年6月~
財団法人JKA(旧日本自転車振興会) 機械工業振興補助事業 審査・評価委員会委員
2006年11月~
株式会社電通ネットイヤーアビーム 取締役
2007年9月~
財団法人貿易ビジネス支援センター 監事
2008年6月~
ネットイヤーグループ株式会社 取締役

【教育関連】

2004年度~
明治大学グローバルビジネス科(MBAコース) 非常勤講師
2005年度~
青山学院大学法学研究科大学院 非常勤講師

【著書】

M&Aにおけるプライシングの実務 中央経済社 2008年 (監修・共著)
三角合併がよ~くわかる本 秀和システム 2007年
M&Aを成功に導くビジネスデューディリジェンスの実務 中央経済社 2006年 (監修・共著)
CFOハンドブック 中央経済社 2006年 (共著)
わが国M&Aの課題と展望 商事法務 2006年 (共著)
上級商法M&A 商事法務 2006年 (共著)
槇 徳子氏 アジア女性経済会議 実行委員長 株式会社コスモクラーツ 代表取締役
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槇 徳子氏
アジア女性経済会議 実行委員長
株式会社コスモクラーツ 代表取締役
1964年
名古屋市生まれ
1988年
慶応義塾大学文学部英米文学科卒業
同年 中部日本放送(株)入社 アナウンス部勤務
ラジオ番組のパーソナリティ、
テレビでは夕方のニュース番組他担当
1991年
(株)テレビ東京 パーソナリティ(アナウンス)室勤務
1995年
慶応義塾大学法学部政治学科卒業(学士入学)
同年(株)テレビ東京 入社
2004年
報道局経済ニュースセンター異動
91年から07年までの間に、夕方(月~金)のニュース番組、WBS3人のキャスター降板後のピンチヒッターキャスター昼のニュース番組、土日夕方のニュース番組などを経て「モーニングサテライト」(98年10月~04年3月)「ニュース&マーケットイレブン」「株式ワイドクロージングベル」(04年4月~07年9月)
2007年12月
20年に渡る局アナ勤務ののち(株)テレビ東京退社
2008年 2月
独立。PR・広告戦略のコンサルタントとして顧客を広げセミナー、マーケティングイベント企画、動画コンテンツ、企画記事制作などに携わる
また、新興国を中心に金融・経済の最新状況を取材しながら新興国の起業家たちとも親交を深め、日経マネー「世界の投資家さん」連載(2008年5月から10回)日経ヴェリタスオンライン「市場TO市場」連載 (2008年 2月~ 2009年 12月)
2009年10月&2010年4月
ベンチャー企業がプレス関係者の前でプレゼンするイベント「ベンチャーミーツプレス」を外国特派員協会にて主催、実施
2009年11月
横浜シンポジアとホテルニューグランドにて、アジア圏の消費動向を各国の識者が発表、分析する「アジア女性経済会議」を主催(http://www.awec.asia)、実施
2010年9月
「第2回アジア女性経済会議」マンダリンオリエンタルにて予定。
内閣府男女共同参画局 Gender Equality Bureau Cabinet Office〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
電話番号 03-5253-2111(大代表)
法人番号:2000012010019