APEC⼥性と経済フォーラム 2020年9⽉30⽇ マレーシア(オンライン開催)

9月30日にAPEC「⼥性と経済フォーラム2020」が本年度のホスト国であるマレーシア主催でオンライン形式により開催されました。⽇本からは、橋本聖子(はしもとせいこ)内閣府男女共同参画担当大臣及び政府関係者らが参加いたしました。

本会合では、新型コロナウイルス感染症の女性への影響と取組をテーマに、各国・地域の対応策が共有されました。日本からは橋本聖子内閣府特命担当大臣より、感染拡大が、とりわけ女性に対して深刻な影響を及ぼしていることを踏まえ、DV被害者への支援や、雇用・所得維持に対する支援、オンライン活用による新しい働き方の可能性について発言しました。

APEC「女性と経済フォーラム」は、APEC域内の経済発展のために女性の活躍が必要であるとの認識の下に、年1回、APEC域内の男女共同参画担当大臣が一堂に会する会合として、2011年から毎年開催されています。

  • 橋本聖子 内閣府男女共同参画担当大臣によるスピーチ(英語[PDF形式:106KB]別ウインドウで開きます / 日本語[PDF形式:275KB]別ウインドウで開きます

このフォーラムの成果として、「女性と経済フォーラム声明」が採択されました。声明では「女性と経済フォーラム」として、女性を新型コロナウイルス対応の取組の中心に置くことを宣言しました。(英語 / 日本語[PDF形式:308KB]別ウインドウで開きます

  • ⼥性と経済に関するハイレベル政策対話の様子
大臣の会合写真 橋本大臣の写真

また、去る9月21日に関連会合である「女性と経済に関する政策パートナーシップ会合」が開催されました。本会合では、各国・地域の民間企業からの取組が発表され、日本からは平成28年度、女性が輝く先進企業表彰を受賞した株式会社ユーシステム、佐伯代表取締役社長が参加し、ITを活用したポストコロナの働き方について紹介しました。

  • 佐伯社長からの取組紹介の様子
佐伯社長からの取組紹介の様子写真

APEC BEST AWARD 2020年11⽉12⽇~13日 モスクワ、ロシア(オンライン開催)

11月12日と13日の2日間にわたって、APEC域内における優れた女性起業家・経営者を表彰するビジネスコンテストである、「APEC Business Efficiency and Success Target(BEST)AWARD 2020」が開催され、11のエコノミーから20名の⼥性起業家が参加しました。⽇本からは内閣府主催 令和元年度「女性のチャレンジ賞」を受賞した株式会社シードハウス代表取締役 小林コトミ氏が参加しました。

小林氏は13日に登壇し、ビデオプレゼンテーションと審査員による質疑応答が行われ、小林氏からは、自身の体験を交え、事業を立ち上げたきっかけや、日本の女性社会に対する思い等についてプレゼンテーションを行い、審査員からは小林氏の事業内容や、女性活躍推進のための取組についての質問がなされる等、高い関心を集めました。


審査員からの質問に回答する小林氏

小林氏が運営する学習塾の生徒や保護者等も応援

また、当⽇は、林⽂⼦横浜市⻑がオープニングスピーチを⾏い、⼥性起業家の皆さんにエールを送りました。

  • 林⽂⼦ 横浜市⻑によるオープニングスピーチ(英語[PDF形式:80KB]別ウインドウで開きます / 日本語[PDF形式:199KB]別ウインドウで開きます
佐伯社長からの取組紹介の様子写真
オープニングスピーチを⾏う林横浜市⻑

閣僚声明・首脳宣言

11月16日の閣僚会議で閣僚声明が、11月20日の首脳会議で首脳宣言が取りまとめられました。

(参考)

内閣府男女共同参画局 Gender Equality Bureau Cabinet Office〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
電話番号 03-5253-2111(大代表)
法人番号:2000012010019