女性に関するASEAN+3委員会(ACW+3)

女性に関するASEAN委員会(ACW:ASEAN Committee on Women)は、ASEAN(東アジア諸国連合、現在の加盟国はブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)に設けられている事務レベル会議の一つであり、2009年から、日本、中国、韓国の3か国を招いてACW+3会議を開催しています。

  • ■第6回会合(2014年10月 ミャンマー・ヤンゴン)
    • 「2015年以降のASEANにおける男女共同参画に向けた取組の加速」をテーマに開催され、日本からは澤井景子内閣府男女共同参画局男女共同参画推進官が出席し、日本の取組等について報告を行いました。

      会合では、テーマについて、会合参加国により議論が行われました。先だって開催されたACWにおける議論も踏まえ、2015年以降の優先課題として、災害時における男女共同参画、経済分野における女性のエンパワーメント、高齢女性の脆弱性、政治分野における女性の参画、女性に対する暴力等が挙げられ、各国より、自国においての経験やベストプラクティス等を紹介しました。

      我が国に対しては、総理のリーダーシップの下での積極的な女性活躍推進の取組、災害時における我が国の経験等について高い関心が示されました。

      (参考)日本からの資料 カントリープレゼンテーション [PDF形式:838KB]別ウインドウで開きます

  • ■第5回会合(2013年12月 マレーシア・クアラルンプール)
    • 「ASEANにおける女性の経済的エンパワーメントの強化」をテーマに開催され、日本からは澤井景子内閣府男女共同参画局男女共同参画推進官が出席し、日本の取組等について報告を行いました。

      会合では、テーマに基づいてASEAN各国から報告が行われ、課題として、社会制度や慣行の背景にある固定的な性別役割分担意識の解消が最重要であり、トップのリーダーシップ及びモニタリングの仕組みの重要性が強調されました。また、我が国に対しては、女性の活躍促進に取り組む企業へのインセンティブ付与等の仕組み(税制、公共調達等)、や経済界への要請の取組について関心が集まりました。

      (参考)日本からの資料 カントリープレゼンテーション [PDF形式:850KB]別ウインドウで開きます

  • ■第4回会合(2012年10月 ラオス・ビエンチャン)
    • 「ジェンダーの視点と環境の持続可能性に関するASEAN女性のパートナーシップの促進」をテーマに開催され、日本からは武川恵子内閣府大臣官房審議官が出席し、日本の取組等について報告を行いました。

      また、会合では、テーマに基づいて、ASEAN各国から報告が行われましたが、ASEAN諸国は、自然災害に見舞われる可能性が高いため、環境の持続可能性は、災害対策、気候変動対策に係るという報告が大勢を占めました。課題としては、エコシステム、エコフレンドリーの理解促進を含む職業訓練等能力技能形成、女性起業家のためのマイクロクレジット等資金へのアクセスの改善等が挙げられ、女性のおかれた状況に対する認識や女性のニーズ等に対する配慮が、災害時にはより必要となるため、トップのコミットメントは最重要だが、女性団体やNGOを巻込むことが重要等の情報共有が行われました。

      (参考)日本からの資料 カントリープレゼンテーション [PDF形式:248KB]別ウインドウで開きます

      なお、「第1回女性に関するASEAN閣僚級会合」も併せて開催され、同会合に、日本、中国及び韓国の閣僚級が招待されたところ、我が国からは中塚内閣府特命担当大臣(男女共同参画)が出席し、今後の東アジア地域における男女共同参画に関する閣僚級会合の整備を含む協力体制等について協議を行いました。

  • ■第3回会合(2011年10月 インドネシア・ボゴール)
    • 「ジェンダー平等に関する立法を通じたミレニアム開発目標(MDGs)達成加速に向けたジェンダー格差是正」をテーマに開催され、日本からは中垣陽子内閣府男女共同参画局調査課長が出席し、日本の取組等について報告を行いました。

      また、会合では、先だって開催されたACWにおいて、2010年までの前計画に続く2011~2015年のACW行動計画が策定されたことが紹介されました。同計画では、ASEANにおけるジェンダー平等の推進状況について、【1】国による差はあるものの概して成果の出ている分野(人口男女比等)と、【2】更なる挑戦を必要とする分野(ケアワーク・無償労働等)が混在している、と総括した上で、人間開発、社会福祉と保護、社会的公正と権利、環境の持続可能性確保、ASEANアイデンティティーの構築、発展格差の縮小を優先分野とする今後の具体的な活動が取りまとめられています。

      (参考)日本からの資料  カントリープレゼンテーション [PDF:248KB]別ウインドウで開きます カントリーペーパー [PDF:167KB]別ウインドウで開きます

  • ■第2回会合(2010年11月 カンボジア・シェムリアップ)
    • 「ジェンダー主流化とジェンダー予算化、その成果、格差、挑戦」をテーマに開催され、日本からは高村静内閣府男女共同参画局男女共同参画分析官が出席し、日本の取組等について報告を行いました。

      また、会合では、テーマに基づいて、ASEANの会合参加各国から報告がされましたが、ASEAN諸国からは、女性のおかれた状況に対する認識や女性のニーズ等に対する配慮が、政治分野や司法分野、また経済社会計画の中に取り入れられるよう努力がなされてきたことによって、特に国連ミレニアム開発目標(MDGs)に盛り込まれた教育や健康分野において女性の状況が改善してきた事例などが報告されました。課題としては、男女共同参画を定める法的枠組みの欠如や、根強く残る性別役割分担意識、また男女の置かれた状況を把握するためのデータや分析力の不足などが挙げられました。

      ジェンダー予算化に関しては、海外からのODA基金の相当部分を男女共同参画支援のために確保・活用し、施策の事前・事後の監査を行う取組(フィリピン)や、男女共同参画の推進のために必要な施策を検討する調査を行った上で、女性の職業能力の開発や育児休業制度導入支援などの重点施策への予算を確保する取組(マレーシア)などが報告されました。

      (参考)日本からの資料  カントリープレゼンテーション [PDF:367KB]別ウインドウで開きます カントリーペーパー [PDF形式:62KB]別ウインドウで開きます

  • ■第1回会合(2009年11月 ブルネイ ダルサラーム・バンダルスリベガワン)
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