理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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岩本ちひろ仮イメージ
  • 岩本 ちひろ さん
  • 甲南大学大学院 自然科学研究科 物理学専攻
  • 博士課程3年
  • 研究分野・内容:原子核構造の研究
  • この世の物質を構築している原子の中心にある原子核に、高いエネルギーを持つ陽子や光子を当てて出てくる粒子を観測することで、多様な原子核の状態を明らかにする研究を行なっています。
  • 所属学会:日本物理学会

理学系分野を選択した時期・理由

私が明確に文系分野ではなく理工系分野で働きたいと思って選択をしたのは、大学受験のときです。理由は、もともと理科の実験で何かをするとそれに対する結果として何かが起こるのを見ることが好きだったことに加えて、テレビや漫画などで見た、いろいろな機材や薬剤を使いながら物事を発見したり作ったりする人の姿が格好良く、私もそんな仕事をしてみたいと思ったからです。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

自分が研究対象とするものの中で何が起こっていてその現象を見るためにはどのようなことをすれば良いか、そしてその現象を見ることでどんなことが分かるのか、こういったことにあれこれと考えをめぐらせることが、研究をするうえで一番の楽しみです。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

漠然とでも、理科系の仕事に就くことにあこがれがあるのであれば、世間体や自分の能力の有無などに対する心配はとりあえず置いておいて、目指してみると良いと思います。心配事や苦労はどのような進路へ進んでもあるものだろうと思うので、それならばいっそのこと自分が目指してみたいことに対してしっかりと苦労した方が得というものです。目指したいという強い気持ちさえあれば、それ以外のことはじっくりと時間をかけて自分のペースで取り組むことでなんとかなるものだと信じています。気負いすぎて無理をすることなく、がんばってください。

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