理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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松井 彩仮イメージ

5歳の娘と3歳の息子を持つワーキングマザーです。
「開発」という仕事に興味を持ちIBMに入社しました。グローバル企業のIBM に入社すれば世界を変えるようなインパクトを持つ製品を開発できるのではないか・・・といった漠然とした期待を持っていました。入社後はハードウェアの開発分野にて、エレキ(電子工学)の開発エンジニアとして10年以上仕事をしてきました。産業機器やノートPCなど本当に様々な製品を世の中に出すことができたと思います。色々な国の開発エンジニアの人々と仕事ができることもグローバル企業に入社してよかったことの一つです。ここ数年では自分の視野と仕事の幅を広げるため研究開発部門の戦略チームへ異動し、IBMテクノロジーを日本のお客様や新興国に展開する仕事に携わっています。

理工系分野を選択した時期・理由

大学は情報系でした。コンピューターの仕組みやハードウェアの構造に興味を持ったことから コンピューターの上でプログラムを動かすことよりも、プラットフォーム自体を作りたいと思っていました。希望がかない、入社後はハードウェアの開発チームへ配属されました。大学時代の専門と違っていたので足りない知識が多く、通信教育などで補いながらしばらくは仕事と勉強を続けていましたが、実際の業務を通して、教科書や本には書かれていない沢山のことを学びました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

開発の面白さの1つは1人では到底できないことをチームの力で成し遂げることです。1つの製品を世の中に出すためには、本当に色々な役割があり、どの役割も不可欠です。達成感と充実感が味わえるこの仕事に出会えたことに本当に嬉しく思っています。またIBMという会社はやる気のある人の背中を押してくれる会社です。その代わり、責任は伴いますが若くても、女性でも任せてもらえます。働き方や働く場所をその時々によって柔軟に変えることができる制度もありとても助けられています。自分が成長できる会社だと思います。また、私が勤めているIBMという会社は、やりたいと言い続けた仕事にチャレンジする機会を与えてくれたり、自分が成長できる環境に身を置かせてくれるという風土があり、私の仕事へのモチベーションのひとつとなっています。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

エンジニアリングの仕事は一見地味ですが、チームワークが必須で、お客様と会うことも多いため、多くの人と関る仕事です。また、自分の専門性に加えてコミュニケーションスキルや視野の広さなどが活かせる仕事だとも思っています。理工系分野に少しでも面白そうだなと思った方はぜひ進んでほしいと思います。

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