第4節 男女共同参画に関わる調査研究,情報の収集・整備・提供

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第4節 男女共同参画に関わる調査研究,情報の収集・整備・提供

1 男女共同参画の現状・国民意識,苦情処理等に関する実態把握の実施

内閣府では,「地域における女性の活躍に関する意識調査」を実施し,平成27年6月に公表した。また,「苦情処理ガイドブック」を改訂し,28年3月に公表した。

総務省では,男女共同参画担当委員を中心に,(ア)各地の男女共同参画センター等で定期的に相談所を開設する,(イ)男女共同参画に関する行政相談懇談会を開催し,苦情を受け付ける,(ウ)デパート等に設けられている「総合行政相談所」で男女共同参画に関する施策についての苦情を受け付けるなどの活動を行っている。

2 調査や統計における男女別等統計(ジェンダー統計)の充実等

「公的統計の整備に関する基本的な計画」(平成26年3月閣議決定)においては,男女別等統計(ジェンダー統計),地域別表章及び各歳別表章の充実を図るとされている。

内閣府では国連アジア太平洋統計研修所において,総務省では統計研修所において,男女別等統計に関する講義を行い,統計担当者の育成に関する取組の充実を図った。

国立女性教育会館では,男女共同参画社会形成を目指した情報の総合窓口「女性情報ポータル“Winet(ウィネット)”」2において,インターネット上の有用な資源の収集・提供,文献,統計,人材情報等の各データベースや,ニュースレター,ミニ統計集の刊行により情報提供を行っている。

厚生労働省では,働く女性に関する動きを取りまとめ,「働く女性の実情」として毎年公表している。また,ホームページ「女性就業支援バックアップナビ」において,働く女性に関する統計の情報提供を行っている。

2女性情報ポータル“Winet(ウィネット)” http://winet.nwec.jp/