平成24年版男女共同参画白書

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第5節 男女共同参画の視点に立った環境問題への取組の推進

1 環境分野における女性の参画の拡大

環境省では,自発的な環境保全活動へ参画することを一層支援するために,市民や事業者等が行う環境保全活動に対して助言等を行う環境カウンセラー登録制度の実施,行政・特定非営利活動法人・事業者等の環境保全の取組とパートナーシップの形成を支援する地球環境パートナーシッププラザや各地方ブロック毎に設置された地方環境パートナーシップオフィスの運営,地球環境基金による助成や,自然と触れ合う機会の提供等,各主体の環境保全に関する取組とその連携を推進・強化する施策を実施している。

2 国際的な対応

平成24年6月にブラジル・リオデジャネイロで開催される国連持続可能な開発会議(リオ+20)に向け,23年10月に成果文書への日本政府インプットを国連事務局に提出した。本インプットには国際社会における女性の役割の重要性等が盛り込まれている。また,リオ+20に向けて日本国内のステークホルダー間の対話を進めるために設置したリオ+20国内準備委員会においても,女性グループが参画し議論に積極的に貢献している。