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第4節 人身取引の実態
(人身取引事犯検挙件数等)
警察庁の統計によると,平成23年中における人身取引事犯の検挙件数は25件,検挙人員は33人であり,検挙人員のうちブローカーが6人となっている。また,警察において確認した被害者の総数は25人と,前年に比べ12人(32.4%)減少している(第1-6-14図)。被害者の国籍は,タイ12人(48.0%)が最も多く,次いでフィリピン8人(32.0%),日本4人(16.0%)の順となっている。