平成23年版男女共同参画白書

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第3節 対外発信機能の強化

国際社会における日本の存在感及び評価を高めるために,様々な機会を利用して我が国の男女共同参画に関する取組を国際社会に効果的に発信する。

具体的には,国際分野における政策・方針決定過程への女性の参画を促進する。また,日本の特徴をいかしたテーマの対外発信(防災や環境分野における男女共同参画の視点等)に努める。また,男女共同参画の視点に立った国際交流・協力の推進のため,NGO等との効果的な交流・連携・協力を強化する。

第1回会合を我が国が主導し議長国を務めた「東アジア男女共同参画担当大臣会合」の第4回会合が平成23年11月にカンボジアで,同年9月にはAPEC女性と経済サミットが米国・サンフランシスコで,同年秋には国連総会第三委員会が,24年3月頃には国連婦人の地位委員会が開催される予定であり,我が国のこれらの国際会議への積極的な貢献によるイニシアティブの発揮に努める。また,国際連合,UN Women,APEC等国際機関や諸外国の国内本部機構等との連携・協力に努める。