平成23年版男女共同参画白書

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第2節 男女の消費行動

(消費行動における男女の違い)

個人消費は国の経済を支える大きな要素である。我が国においてはサービス消費,情報消費などの伸びが経済の成長を支えている。政府が平成22年6月に閣議決定した新成長戦略でも「環境・エネルギー」の分野に加え,「健康」,「観光・地域活性化」等,いわゆる内需型のサービス産業が今後の成長分野と位置付けられている。

これらサービス分野に対する消費意欲には,男女による差がみられる。第1-3-6図によれば,環境・エネルギーの分野に関わる「省エネのためのリフォーム」,「(快適さを高める,家事を効率化する)家電製品」,健康に関わる「バリアフリーのためのリフォーム」,「健康関連の器具・医薬品・健康食品など」,「医療関連サービス」,観光・地域活性化に関わる「海外旅行」,「国内旅行」,「特別な外食」などにおいて,いずれも女性の方が「今後お金をかけたい」と答えた者の割合が高くなっている。

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第1-3-6図 今後お金をかけたい消費分野(性別)

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