平成23年版男女共同参画白書

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第16章 国際規範の尊重と国際社会の「平等・開発・平和」への貢献

  • 女子差別撤廃条約を始めとする男女共同参画に関連の深い各種条約や国際会議における議論等を周知徹底するとともに,積極的に国内における実施強化に努める。また,平成21年8月に公表された女子差別撤廃条約実施状況第6回報告に対する女子差別撤廃委員会の最終見解に基づき,23年夏までにフォローアップ項目(民法改正及び女性の参画拡大のための暫定的特別措置)について報告書を提出する。
  • 国際社会における日本の存在感及び評価を高めるために,様々な機会を利用して我が国の男女共同参画に関する取組を国際社会に効果的に発信する。
  • 我が国の主導により始まった「東アジア男女共同参画担当大臣会合」の第4回会合が平成23年11月にカンボジアで,同年9月にはAPEC女性と経済サミットがアメリカ・サンフランシスコで,同年秋には国連総会第三委員会が,24年3月頃には国連婦人の地位委員会が開催される予定であり,我が国のこれらの国際会議への積極的な貢献によるイニシアチブの発揮に努める。また,国際連合,UN Women, APEC等国際機関や諸外国の国内本部機構等との連携・協力に努める。