平成22年版男女共同参画白書

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第5節 高齢者及び障害者の自立を容易にする社会基盤の整備

政府は,「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱」(平成20年3月バリアフリー・ユニバーサルデザインに関する関係閣僚会議決定)に基づき,高齢者,障害者,妊婦や子ども連れの人を含むすべての男女が社会の活動に参加・参画し,社会の担い手として役割と責任を果たしつつ,自信と喜びを持って生活を送ることができるよう,ハード・ソフト両面にわたる社会のバリアフリー・ユニバーサルデザインの推進に努める。

また,高齢者等の自立を支援する医療・福祉関連機器等の開発・普及・評価基盤の整備,情報バリアフリー環境の整備,高齢者等にやさしい住まいづくり,まちづくり,都市公園,交通機関,道路交通環境など高齢者等が自立しやすい社会基盤の整備を推進する。

国土交通省では,公的賃貸住宅や一定の要件を満たす高齢者専用賃貸住宅と,高齢者の生活を支援する施設や医療施設等を一体的に整備する場合に直接支援を行うこととし,高齢者の生活を支援する施設付きの高齢者向け賃貸住宅等の整備を推進する。