平成22年版男女共同参画白書

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第3節 高齢期の所得保障

年金制度については,雇用の流動化など時代に合った,透明で分かりやすい年金制度とする観点から,年金制度を例外なく一元化し,全ての国民が加入する「所得比例年金」と「最低保障年金」を組み合わせた新たな年金制度を創設することとされており,今後,制度の具体的な制度設計に向けた検討を進める。

さらに,国民の高齢期における所得の確保をより一層支援する観点から,年金制度の改善等を図るため,企業型確定拠出年金において加入者の掛金拠出を可能とすることや,国民年金保険料の納付可能期間を延長する等の措置を行うことを盛り込んだ「国民年金及び企業年金等による高齢期における所得の確保を支援するための国民年金法等の一部を改正する法律案」の早期成立に努める。