平成22年版男女共同参画白書

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第4節 人身取引の実態

(人身取引事犯検挙件数等)

警察庁の統計によると,平成21年における人身取引事犯の検挙件数は28件,検挙人員は24人であり,検挙人員のうちブローカーが6人となっている。また,警察において確認した被害者の総数は17人と,前年に比べ19人(52.8%)減少している。被害者の国籍は,タイ8人(47.1%)が最も多く,次いでフィリピン4人(23.5%),中国(香港),日本各2人(各11.8%)の順となっている(第1-6-12図)。

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第1-6-12図 人身取引事犯の検挙状況等

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