平成22年版男女共同参画白書

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第3章 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)

本章のポイント


第1節 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)をめぐる状況

  • 仕事と生活の調和の認知度は2割弱にとどまっている。
  • 女性のライフステージに応じた働き方の希望と現実をみると,子どもが小さな時期は働きたくないという人もいるが,子どもが中学生以上では9割以上の人が働くことを希望している。

第2節 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の重要性

  • 今後の成長分野とされる「環境・エネルギー」,「健康」,「観光・地域活性化」などの分野を中心に女性は男性を上回る消費意向を示している。
  • 女性の就業についての考えをみると,「継続就業」支持が,「一時中断・再就職」支持を上回っており,女性が働くことに対する意識は変化している。
  • 育児休業を取得している女性は増えているが,出産前後に継続就業している割合は増えておらず,女性の就業継続をめぐる状況は依然として厳しい。
  • 6歳未満の子どもを持つ夫の家事・育児関連にかかわる時間は,1時間程度と他の先進国と比較して低水準。
  • 働き方の見直しや意識改革を図るなど仕事と生活の調和の推進に向けた取組が重要である。