第1節　国の政策・方針決定過程への女性の参画

• 国会議員に占める女性の割合は，平成22年5月現在，衆議院11.3％，参議院17.4％。
• 国家公務員の管理職に占める女性の割合は増加傾向にあるが，平成19年度で2.0％となお低水準。

なお，採用者に占める女性の割合は着実に増加し，Ⅰ種試験等事務系区分は平成21年度では30.6％。

• 国の審議会等における女性委員の割合は着実に増加し，平成21年では33.2％。女性の専門委員等の割合は16.5％。

第2節　地方公共団体の政策・方針決定過程への女性の参画

• 地方議会における女性議員の割合はおおむね横ばい。最も高い特別区議会では24.8％。
• 地方公務員管理職に占める女性の割合はおおむね増加傾向にあるがなお低く，平成21年では都道府県5.7％，政令指定都市8.6％，市区9.4％，町村8.9％。
• 地方公共団体の審議会等における女性委員の割合は着実に増加し，平成21年では都道府県33.1％，政令指定都市31.9％，市区26.7％，町村23.2％。

第3節　様々な分野における女性の参画

• 司法分野における女性割合は着実に増加。裁判官16.0％，検察官12.9％，弁護士15.4％。
• 新聞，放送業界における女性の参画は徐々に進展している。
• 2009年の日本のジェンダー・エンパワーメント指数（GEM）は109か国中57位。