平成21年版男女共同参画白書

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第4章 雇用等の分野における男女の均等な機会と待遇の確保

  • 厚生労働省は,実質的な男女雇用機会均等の確保を目指すという観点から,男女雇用機会均等法の円滑な施行はもとより,ポジティブ・アクションの一層の推進を図り,働き続けることを希望する者が就業意欲を失うことなくその能力を伸長・発揮できる環境整備等を促進している。
  • 厚生労働省は,平成18年度からは,全国12か所にマザーズハローワークを,19年度からマザーズハローワーク未設置の主要なハローワークにマザーズサロン(36県各1か所ずつ)を設置し,子育てをしながら早期の就職を希望している者等に対してきめ細かな就職支援を実施している。20年度においては,地方の中核的な都市のハローワークにマザーズコーナー(全国60か所)を設置して同様のサービスを展開している。
  • 厚生労働省は,労働者派遣法について,労働者の保護の仕組みを強化する観点から,日雇派遣の原則禁止や派遣労働者の待遇の改善等を内容とする改正法案を,平成20年11月に国会に提出した。